俺の妹は変わっている。 【フィッシャーズ】

妹ちゃんと米田歳三君。 ページ6

臓器さんに案内してもらって明るい所に出た


臓器さんはすごく優しくモトキ兄ちゃんを思い出す


ふと臓器さんを見ると…


主「あれ？モトキ兄ちゃん久しぶりー」


モトキ兄ちゃんが隣にいた


臓器さんは何処に行ったのだろう


モトキ兄ちゃんはなんでここに居るんだろう


地球温暖化のせいで人がテレポート出来るようになったのかな

―はしょります！―

モトキ兄ちゃん変わらない


まだグミ好きかな


主「モトキ兄ちゃんグミ好き？」


モ「もちろん！」


主「じゃああげる」


私はカバンの中を漁る


お土産のバナナ 米田歳三君ストラップ…


主「あった！はい」


モ「あ…ありがとう…」


渡したのは


『謎生物！UMA大集合運動会グミ！苺ゴーヤ味(略してイチゴーヤ)』


っていうグミで凄く美味しい


モトキ兄ちゃん喜んでくれるかな


主「諒兄ちゃん家どこら辺？」


モ「後ちょっとだよー」


それから5分後


今は諒兄ちゃんの家の前にいる


諒兄ちゃんに会うの久しぶりだ


もしかかと落としされたらどうしよう(シルクはしない！)


がちゃりとドアが開く


すると出てきたのは諒兄ちゃんではなく


モ「マサイー！今さっきAちゃんに会って連れてきたよ」


マサイ兄ちゃんだった


主「マサイ兄ちゃんお久ー」


マサイ兄ちゃんは


マ「Aお久ー…じゃなくてシルクすげぇ心配してるぞ」


と言った


どういう事？もしかして怒ってる？


もしや…


主「漬物づくりにハマって内緒で漬物石買ったのバレた！？」


内緒にしてたのに…！


マ「趣味渋すぎだろ…じゃなくてA家出してきたんだろ？」


マサイ兄ちゃん何を言ってるんだろう


主「え？してない だって置き手紙残してきたし」


ちゃんと竜宮城に行くって書いたし


マ「いや…とりあえず中入ってシルクと話して」


主「うぃっす」


久しぶりに見たマサイ兄ちゃんは昔と変わらずいい匂いがして


卒業式の後の写真撮影を思い出した


オマケ―モトキside―

モ「このグミどうしよう…」


Aちゃんに貰ったグミは正直言って食べたくない


危険だとサイレンが頭の中で鳴り響く


どうしよう…食べないでおこうかな


けどAちゃんが悲しむ…


漢気見せろ！俺！


そう言ってグミを食べた


モ「あれ？すげぇ美味い」


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