第１１話 ページ11
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『 どどどどうしよう、ドラ◯も〜ん………… 』
小さな声で助けを呼んでみるが応答なし。応答セヨ。
まあそんな現実逃避している場合ではない。早く策を立てなければ。
もう最近私の頭の中角名くんで９０%占められてると思うのよ。
残りの１０%はなにかって？飯だよ飯
色気より食い気な女を目指しているから、、、と危ないまた話が脱線しかけた。
あ、ちなみにここはトイレではなく保健室。
保健の先生居なかったからサボるにはもってこいかと思いましてね。
とりあえず今日は逃げるか……？
いやまたあのかんわいいほっぺ膨らました角名くん見れるの？たっは死ぬ
いや死んじゃダメよ、ダメダメ。っていうか逃げまくってたら今度こそ角名くんに愛想つかされちゃう。
うう、どうしたらいいんだ……！！！！
「 ………須崎さんやっけ？ 」
『 はいっ？ 』
保健室のドア前で頭を抱えて居たら、
落ち着いた声色が聞こえて振り返る。今名前呼ばれたよね？？
後ろを向いた先には………あ、この人って。
『 北せんぱい！！！？ 』
「 授業中なんやし静かにせえよ 」
人差し指を口元に寄せて、しっと言う北せんぱいにズッキュンやられる。
なんだこの可愛い生き物は。いやかっこいいのか。いやどっちもだろうなうん。
可愛さとかっこよさに頭をやられて更に思考回路がまわんない、えらいこっちゃ。
そんなことはどうでもいいよな？
北せんぱいはどうしてここにいるのだろうかという問題が生じているからね！！
『 あ、あのどうしてココに……？ 』
「 さっき体育でドッジボールしててなあ。ついいつもの調子で滑り込んでしもたんや 」
『 あらら 』
膝の擦り傷を指差すせんぱいに思わず眉を下げる。
いつもの癖でグラウンドに滑り込むって何事？？職業柄が見に染み付いちゃってんだな。
血が少し滲んだ傷下を見て目を細めた。
砂でジャリジャリ行ったんだろう、うう見てるだけで痛いや。
「 自分は何しにきたんや？ 」
『 ぎくっ 』
疑いの目を向けられて思わず肩をびくんと震わせる。
北せんぱい名物「正論パンチ」。宮くんが私にマシンガントークをしてきた時に言っていた。
話を聞くだけでも自分に言われてるようで胃がキリキリ痛んだのに……
返答を少しでもミスれば、今度は胃が潰れちゃう。
くれぐれもサボり、なんて口外ししないようにしよう。
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Mero(プロフ) - 終始ドキドキしながらも楽しく読ませて頂きました（ ; ; ）続編も楽しみにしてます！ (2020年7月12日 15時) (
レス) id: 83fc4c9acf (このIDを非表示/違反報告)
焼き鳥(プロフ) - 完結おめでとうございます！マジで面白かったです (2020年7月11日 14時) (レス) id: 99af87c35a (このIDを非表示/違反報告)
かざぐるま - お話面白かったです！4番希望です！ (2020年7月11日 12時) (レス) id: 05fc39e1de (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - 完結おめでとうございますー！すごく面白かったので�ヾ�望です！ (2020年7月11日 11時) (レス) id: 09173d1463 (このIDを非表示/違反報告)
サイカ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです。次の作品、�ヾ�望シマス！！ (2020年7月11日 11時) (レス) id: 755648a4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2020年7月5日 9時
