第１話▼ ページ1
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『 角名くんっ！？ 』
ドサっと背中がベッドに押しつけられる。背中が少しだけ痛い。
上には綺麗な角名くんの顔。
近づいた顔に、ぶわっと顔に熱が集中して身体中が汗ばんだ。やっべえ脇汗()
ネクタイをシュルシュルと解きながら、わたしを舐めるように見つめる角名くん。
「 煽ったのは須崎だからね？ 」
わたしに馬乗りの状態でニヤリと笑う角名くんに、こんな状況でも少しだけ胸が高鳴る。
いやそりゃそうでしょちょっと気になってる相手なんだからさあ！！！！！！
そんな私の上に押さえてあった両手をネクタイで縛る彼。
え動けないじゃん！！！！
どうやってこの状況を切り抜ければ…！
冷や汗が身体中に吹き出た時、角名くんはにこりと笑って私の首筋に舌を這わせた。
『 ひゃっ、 』
始めての感覚で変な声が漏れる。
思考回路がまわんない。テスト中かってくらいまわんない死ぬ無理
「 いいよ、まわんなくて 」
『 ！ 』
声に出てたのか。
ごめんどうでもいいけどさ夢小説あるあるだよね、心の声が声に出る。ってやつ。
そのあるある状況に陥るほど(夢小説だからってのもあるけど)、私は非常に焦っていた。
そんな私とは対照的に、角名くんは余裕の笑顔だ。
「 ただなんにも考えずに、俺とイイコトしよ？ 」
えこれほんとに角名くん？？？？？？？？
あの教室の隅で携帯いじってた角名くん？？？？？？？？
頭の中でハテナが飛び交った時
彼の整ったお顔が私にぐいっと近づいて、唇が…………
ぎゅっと目を閉じた時、何故か眩しさに目を細めた。
.
…え？
私目を閉じたはず、とか思いながら隣で鳴るアラームをとりあえず消す。
隣を見てもどこを見ても角名くんはいない。
服もしっかりきてる。
…………待って、やばい
理解が追いついた頃、私は顔を覆ってまた布団に倒れ込んだ。
『 さいっあくの夢見た…！ 』
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Mero(プロフ) - 終始ドキドキしながらも楽しく読ませて頂きました（ ; ; ）続編も楽しみにしてます！ (2020年7月12日 15時) (
レス) id: 83fc4c9acf (このIDを非表示/違反報告)
焼き鳥(プロフ) - 完結おめでとうございます！マジで面白かったです (2020年7月11日 14時) (レス) id: 99af87c35a (このIDを非表示/違反報告)
かざぐるま - お話面白かったです！4番希望です！ (2020年7月11日 12時) (レス) id: 05fc39e1de (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - 完結おめでとうございますー！すごく面白かったので�ヾ�望です！ (2020年7月11日 11時) (レス) id: 09173d1463 (このIDを非表示/違反報告)
サイカ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです。次の作品、�ヾ�望シマス！！ (2020年7月11日 11時) (レス) id: 755648a4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2020年7月5日 9時
