ザクロの香りの正体、影山くん。２【影山飛雄】

第６４話 ページ16

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「 え〜っと……彼氏じゃないの？ 」






戸惑ういながらそう尋ねてくるヤマベさん。あ、及川さん。



やべえオイカワって聞いたら某どうぶつの集まる無人島ソフトしか出てこねえ。

てかもう呼び方ヤマベで良くない？定着しちゃった。



なんて考えながら(0.5秒で思考判断)、私は「まだ違います！」と笑顔を作る。

違うってガン否定したら影山くんが泣いちゃうからねうん。





「 じゃあ俺にもチャンスあるんだね？ 」


『 は？ 』


「 冗談だからやめてその顔 」






ピンク髪の人にいきなりそう言われて戸惑えば、冗談ですって。あらやだ奥様。

真に受けちゃいましたうっかりです☆

詐欺に気をつけたいなあいうえお。



ていうかおとうさんスイッチって懐かしいな〜って思いながら、ハンバーグ到着。

老け顔さん(謝れ)のチーズインの方も到着。



センター分けくんのオムライス(は？可愛い)も、らっきょくんのピラフも届きました。

ウーバーイーツって自転車で運んでるときあるよね。あれガコンガコンなるし食べ物ぐっちゃんぐっちゃんにならんのかなあ。(唐突)




そんな話はさておきいざ実食。＼実食／





『 はあ、おいすう 』


「 古代人だったりする？ 」


『 江戸時代の人に謝れ 』


「 そんな微妙なラインをいってたのね 」






それにしても老けが(((おさん(結局言っちゃう)のチーズイン！！！素敵。

トロトロしててああもうまじで私もチーズインすれば良かったあ！激しく後悔だわ！！



と思いながら謎のツッコミを繰り出す彼(詳しく言えば彼の食べてるハンバーグ)をガン見していたら

ふと、フォークが差し出される。


ん？あ、え？ってなってたら、「さっきからすっごい見てくるし食べたいんじゃないの？」と。

え！！！察しがいい人大好きだよ愛してる！！！()





軽めの告白を心の中で終えて、勢いよく身を乗り出す。







『 いいのですかい！？ 』


「 全然。てかキャラどうしたの？ 」


『 いたって正常、あなた達の通う学校は青城、なんつって！！ 』


「 なにそれダジャレ？面白くないね 」


『 この状況に耐えられない、いっそ海に沈めてほしい 』









辛辣なツッコミに耐えながらチーズイン！ハンバーグをぱっくんちょ。

んわああおいしいいい、、、、


美味しすぎて目を輝かせていると、

あることに気づいてしまった。








間接キッス…………………！！！！！！









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展開はええ

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