ハロー！ゴーストシップ (ページ7)

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第6話[ゴーストシップのcrew] ページ7

～Aside～

ゴーストシップは思ってたより綺麗な船だった
乗組員は二人だけかなと思ってたら後ろからうめき声が聞こえた

？？「う～食うぞ」

低い声で言われてしまえば声も出ない何とも言えない殺気が怖い

うらた「志麻くん怖がらせてどうすんだよ！」

志麻「くっ…めっちゃいい反応するやんｗ」

恐る恐る振り返れば警官の格好をした男性がお腹を抱えて笑っていた
紫の髪が似合う人
志麻さんと言うらしく、うらたさんに呆れられていた

？？「そうですよ？女の子には優しくしないと」

志麻さんの後ろからまた声がしたら金髪の人が微笑みながら現れた
穏やかそうな雰囲気は安心できる

志麻「胸毛君！！」

胸毛さん？「誰が胸毛や！！」

穏やかと思ったら鋭くツッコミを入れる胸毛？さん

坂田「あひゃｗこいつはセンラやで」

胸毛さんじゃなくてセンラさんは周りの人より少し大人に見える

センラ「新しい乗組員さんに問題です、誰が一番年上で年下でしょう！」

A「え…えっと、センラさんが年上で…うらたさんが年下ですか？」

完璧に私の印象で答えれば、笑い出す志麻さんと坂田さん
そしてあきらかに落ち込む、うらたさん

センラ「正解は、うらたんが年上で坂田が年下やで？？」

うらた「坂田よりも下に見られた…」

志麻「どんまいｗうらたんｗｗｗ」

坂田「うらさんに勝ったｗｗ」

…思ったより賑やかな雰囲気に面白くなり笑えば
皆して笑ってくれる
この時の私には家の事なんて微塵もなかった

まさか…居場所が無くなってるなんて考えられなかったのだ。