3話 ページ4
さらに走り続けていたのだろうか。
何処に居るのかわからなかった。
というか何処に向かってるかすらわからない。
少しずつ力が抜けていくのがわかった。
そういや母さんを待ってて晩御飯食べてなかった。
言えば空腹状態なのだろう。
走りすぎて息が詰まってきた。
だけどもうどうでもいいと思えてきた。
ただ走ってきただけだから。
雨降るとも知らず傘なんて持ってきていなかった。
それ以外はスマホしか無かった。
そして持っているのは、悲しい気持ちだけ………。
体力が限界に達したために立ち止まった。
そして上を見る。
暗くてあんまり分かんないけど、
鉄骨のようなものが見えるし工場っぽくも見えた。
その鉄骨の端に私は座り込む。
というか倒れるようにして身を任せた。
大雨が襲う中そのまま寝てしまっていた___。
_____
2時間は経ったぐらいだろうか。
私は寝てしまっていたらしい。
ピー「なあ…スモーキー。あそこに誰か倒れてる。」
スモーキー「ああ、そのようだな…見てみるか。」
ピー「っていうかこれは寝てる…?大雨ってのに?」
スモーキー「起きそうに無いから連れて帰るか。」
ピー「そうしよう、なんかほっておけない。」
スモーキー「話は起きてから聞く事にしよう。」
ピー「それに俺達も長居してると風邪引くから。」
スモーキー「…ああ。」
ピー「俺がおぶろうか。」
スモーキー「…いい。俺がする。」
ピー「分かった。」
スモーキーは着ていたモッズコートを脱ぎ、
Aに着せてあげておぶった。
そして空き部屋に連れていくなり寝かせた。
_____Aは朝になるまで目覚めなかった。
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たーちゃん - よろしくない笑笑知りません!笑笑 (2017年11月12日 19時) (レス) id: b4d2b96d05 (このIDを非表示/違反報告)
優夢(プロフ) - たーちゃんさん» えと、ここで言っていいんですか?………貴方こそ私の初めの小説知ってるんです? (2017年11月12日 19時) (レス) id: 7bc209f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
たーちゃん - そーなんですか?!私が、1番はじめに書いていた小説も知っているんですか? (2017年11月12日 18時) (レス) id: b4d2b96d05 (このIDを非表示/違反報告)
優夢(プロフ) - たーちゃんさん» えーとですね………ってここで言うんです!?何でしょう…やきもちも好きですよw (2017年11月12日 17時) (レス) id: 7bc209f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
たーちゃん - いえいえ!そうなんですか!?いつも、ありがとうございます!例えば、私の作品でどんな作品が好きですか?? (2017年11月12日 16時) (レス) id: b4d2b96d05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優夢 | 作成日時:2016年3月21日 18時