2話 ページ3
それは＿＿＿＿＿
3ヶ月前までは母さんと2人で暮らしていた。
父さんは私が小さい頃に離婚した。
その時にお金をほとんど奪われた。
母さんは仕事に家事に頑張った。
だから私は凄く感謝してる。
大変なのに母さんは笑ってくれていた。
だけどある日…母が家に帰ってきた時の事だった。
A「おかえり、お母さ………ん？」
と言った…けどその後には母と男の人がいた。
母「あら、A起きてたの？この人はね私の新しい夫になるのよ。」
普通に言われた。私はもちろんポカーンとしてた。
A「この人って、もしかして私の新しいお父さん？」
それしか考えられない、そう思っていた。
だけど返ってきた言葉に驚いた。
母「何言ってるの？Aのお父さんにならないわ。あのね私はこの人と2人で暮らすのよ。」
母はそう言ってその人の腕を絡めた。
そしてニッコリと微笑む。
母の幸せそうな笑顔は私にとって初めてだった。
A「私はどうなるの………？」
母「もう疲れたのよ。仕事で毎日遅くまで働いて必死に稼いで暮らすために休みを減らして。貴方に分かる？」
そりゃ………母は頑張ってくれた。
だけど私に今まで何も言ってくれなかったのに！
A「でも、どうしていきなりなの！？最近は会話とか少なくて母さんの気持ち知らなかった。」
母「私は前から思ってたわ。はっきり言うと父さんと離婚して少ししてからよ。」
A「そんな前まで…どうして黙ってたの！？あんなに優しかった母さんが…。」
母「初めの頃はAが居るから頑張れた。けどね、ある日思ったの。私は何時まで自由が無いままかって。」
A「そ、それは……っ。」
母「そして思ったの、そろそろ解放されていいのでは？ってね。」
確かに母さんの言う通り………私のせいだ。
母「だから、出て行ってくれないかしら？私にも自由になる権利はあるはずよ。」
私は我慢の限界に達したために、
目に溜まった今にも流れ落ちそうな涙を堪えた。
そして家を飛び出した。
A「なんで…なんで…如何してっ！！」
真っ暗な夜に1人。
私は我武者羅に走り続けていた。
＿＿＿ザーッザーッ
その途端、雨が降ってきた。
こんな時に限って最悪だ。
まるで神様が見ているようで。
＿＿＿＿＿少女は1人暗闇に溶け込んでいった。
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たーちゃん - よろしくない笑笑知りません！笑笑 (2017年11月12日 19時) (
レス) id: b4d2b96d05 (このIDを非表示/違反報告)
優夢(プロフ) - たーちゃんさん» えと、ここで言っていいんですか？………貴方こそ私の初めの小説知ってるんです？ (2017年11月12日 19時) (レス) id: 7bc209f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
たーちゃん - そーなんですか？！私が、1番はじめに書いていた小説も知っているんですか？ (2017年11月12日 18時) (レス) id: b4d2b96d05 (このIDを非表示/違反報告)
優夢(プロフ) - たーちゃんさん» えーとですね………ってここで言うんです！？何でしょう…やきもちも好きですよw (2017年11月12日 17時) (レス) id: 7bc209f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
たーちゃん - いえいえ！そうなんですか！？いつも、ありがとうございます！例えば、私の作品でどんな作品が好きですか？？ (2017年11月12日 16時) (レス) id: b4d2b96d05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優夢 | 作成日時：2016年3月21日 18時
