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お世話になる人は… ページ7

「あ、あの…どこに向かってるの?」



「黙ってついて来い。」



強い口調で言われてしまえば、素直に従う以外の選択肢がない。


私は俯くと、先を歩く彼の後ろを大人しくついて行った。



「………。」



彼と私が歩いているのは所は、学校からそんなに遠くない住宅街だ…車一台なら通れそうな狭い道、その両脇には塀に囲まれた家が並んでいる。


時々、どこかの自宅から食欲をそそる夕飯の匂いがした。



「着いたぞ。」



着いた場所は、どこにでもある普通の一軒家だ…なんで私をここに連れてきたんだろう。


そもそも、ここは誰の家?


気になった私は、インターホンの横に掛けられた表札に目を向ける。



「…えっ!?」



表札に掘られていた苗字を見た瞬間、驚いて思わず、大きな声を出してしまった。


《桐ヶ谷》



「ここって、桐ヶ谷君の…?」



「当たり前だろ。」



ですよねー…。


彼はズボンのポケットから鍵を取り出すと、鍵穴にさしてドアを開ける…誰の家なのかは分かったけど、なんで私が彼の家に連れてこられたのかは分からないままだ。



「…なんで私、貴方の家に…?」



殴られるのを覚悟し、私は思い切って彼に気になっていたことを質問する。


彼の方は、私の質問に対し少し困ったような…複雑そうな表情を浮かべた。



「……お前、今日からここに住むから。」



少々間があるも、ちゃんと質問に答える彼。


そっか〜今日からここに住むのね、納得納得…って、はい?

予想外の展開→←下校時、絡まれました。



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設定タグ:恋愛 , 不良 , 名前変換オリジナル   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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麻の葉 - 面白いです!キャラが特徴的で胸がキューってなりました! (2021年2月14日 22時) (レス) id: d517c48162 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - ナポリタンさん» コメントありがとうございます!つ、続き…頑張って更新します! (2018年2月20日 17時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
ナポリタン(プロフ) - つづきかけぇぇぇぇえええ((すいません。おもしろいので、つづきおねがいします!! (2018年1月25日 18時) (レス) id: d4fd532dac (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - rei(>ω<)(舜沙)さん» コメントありがとうございます!い、いやいや、そんな…嬉しいです! (2017年12月7日 19時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
rei(>ω<)(舜沙) - ミサぽんさんサイコー!マジ惚れる (2017年12月7日 18時) (レス) id: 5c4cf51bfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサぽん | 作者ホームページ:ないです  
作成日時:2017年11月10日 14時

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