【番外編】お誕生日おめでとう ページ15
inメロピデ要塞 Aside
最近のメロピデ要塞は慌ただしく寝る暇もなく会話も少なかった2人。11月22日の夜、会議でフォンテーヌ邸に行ってきたので帰ってきた
『はぁ〜疲れた』
最近は書類仕事ばかりで体を動かしていなかったため走るなどの運動でも少々疲れてしまう。徹夜のし過ぎでカフェインを摂取しても睡眠薬を摂取しても寝つきが良くない…
『医務室行こうかな…』
それよりご飯たべようか…はぁ
食堂行く途中にちょうどシグウィンと会った
シ「あれ!Aさんじゃないの久しぶりね。なんだか顔色が悪いわよ?大丈夫かしら」
『あぁ久しぶり。そうか?もしかしたら仕事の疲れかもね』
シ「それは大変ね…Aさんしっかり寝れてる?後で一緒に、医務室に来てもらってもいいかしら?食堂に行く途中だよね?」
『わかった。今からご飯食べようかと思っていたんだ』
シ「じゃあ一緒にいいかしら?」
『そうしよう』
シ「じゃあ私が少し用意してあげる!ミルクセーキで大丈夫?」
『今は体調が悪いんだ』
シ「そうだわ!今日は特別に健康的なメニューを作ってもらうように頼んどくわ」
『ありがとうシグウィン』
危なかった…シグウィンとご飯を共に食べるのはいいがあれを出されちゃ困る
シ「Aさーん用意できたわ!しっかり食べてね」
『感謝する』
シ「そういえば今日は22日だけど今年も何か公爵にプレゼントはするの?」
『22?今日は12日ではなかっただろうか…』
?
ん?
シ「だいぶ疲れてるようね…今日は22日よ!」
『どうしよう何も…』
時間的にはまだ上に戻ってもギリギリお店は開いている
シ「そんな焦らなくていいと思うわ!公爵はAさんから貰ったものならなんでも喜ぶから!公爵貰ったもの本当に大切にしてるから」
え、なんか意外
シ「なんか予想外だと思ったでしょ笑」
『あはは!とてもそう思ったよ』
シ「じゃあ食べ終わったし医務室に行きましょ」
手際よくシグウィンが食器を片付けてくれ医務室で薬を貰い自室に戻った
何時間考えただろうかもう要塞の囚人達は眠りについている時間だった
ん〜どうしようか
少し要塞を散歩すれば思いつくと思ったのでとりあえず散歩をすることにしよう
看守a「あれ、Aさんこんな時間にどうされましたか?」
『散歩だよ見回り頑張りな〜』
気づいたら最下層の辺りまで来ていたそこには昔私が使っていた倉庫があるのを思い出した
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作者名:カルビ | 作成日時:2023年11月18日 15時