５人のにぃにと、妹６ (ページ46)

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練習で悲劇３ページ46

ーJUMP宅ー

朝の１０時過ぎ家のチャイムがなった。
全員で玄関のドアを開けてAちゃんを迎える。健人くんの手をギュッと握って、俯くA

そうだよね。寂しいよね。
でも、ぼくたちも、お兄ちゃんみたいになれるように、頑張るからね。一緒に頑張ろう。

健人「Aの事、お願いします」

時間がギリギリなのか、頭を下げて即仕事に行ったsexy zone。

Aちゃんの手を引き部屋の中に入る。

午前１１時。
Aちゃんを預かって、１時間。寂しさからなのか。部屋の片隅でポロポロ涙を流していた。

そんなAちゃんの姿に俺たちは何もできなかった。何かしてあげたい。そうは思っても、俺たちは、本当のお兄ちゃんのようにはなれないんだね。

少しグズグズなAちゃんを連れて焼肉屋に来た俺たち。

ウインナーとか、お肉を小さく切って食べさせてあげる。モグモグモグモグ。一生懸命に食べて、寝ちゃったAちゃんを抱き上げ、車に乗って家に帰る。

ー夜の９時ー

「うぁぁぁぁぁーん。ぁぁぁぁぁぁぁあ」

大きな泣き声が、和室から聞こえて来た。

圭人「どうした？。。。。えっ？！」

圭人の「えっ？！」で、みんなが部屋に集まる。

電気をつけふと顔を見ると、真っ赤で荒い息つかいで。

熱があることは、すぐに分かった。

迎えにこれるかの、電話を入れる。

山田「あ、あのAちゃん、かなり熱ありそうなんですけど、お迎え来れますか？」

風磨「何度ありました？俺たちまだこれから、収録で。あの、うさぎのバックの小さなポケットに座薬あるんで、入れてあげてください。あと、、、

コンコンっ。」

プープープー

話している途中で、スタッフが来たのか電話が切れた。

まずは、体温を測る。

そっと手をあげて、脇に体温計を挟んで、３分。
体温計が音を立てた。

ディスプレイには、39.5°の文字。

風磨くんには座薬いれてって、言われたけど。
にぃにじゃない、俺たちにいれられて。

嫌だろうな。。。

そうは思っても、これから、明日まで一緒だから。
この熱じゃキツイと思うし、いれてあげる事にした

山田「手あいてるやつら、全員集合」

そう声をかけると、皆寄って来てくれた。

山田「さっき風磨くんに電話したら、座薬いれてって言われたから、手伝って欲しいんだけど。」

8人「了解。」

圭人「誰かいれて、おさえたり、サポート。あとは、慰めるんだよね。誰がするの？」

みんな。協力的だった