５人のにぃにと、妹 ３

赤ちゃん返り ４ ページ8

ー勝利サイドー

トイレに行きたくて聡にAを預ける。
急いでトイレに向かった。
トイレまで泣き声聞こえてるよ。

というか、風磨くんどこ行ったの？

なんて、いろんな疑問が浮かぶ中、部屋に戻ると聡の手は歯型がついていた。

聡ごめんね。。。そう思いながらAを受け取ってまた、抱っこ

正直２時間以上抱いて、腕も限界。立っていることもキツくなった俺はベッドに腰掛けて抱っこする。

すると、後ろから人の気配が。。。

ふと、振り返ると風磨くんが立っていた。

勝利「もう〜。ねぇ〜。風磨くん驚かさないでよ」

ふと、風磨くんを見ると、哺乳瓶にオレンジジュースが入っていた。

風磨「驚かせてねーよ笑。A疲れただろ？オレンジジュース飲むか？」

そう言って哺乳瓶を見せると口を開け始めた。

ンクッンクッと喉を鳴らしながら、オレンジジュースを飲み始めるA

お漏らしから始まって、抱っこ。
甘えん坊だと思っていたけど、哺乳瓶を見てピンと来た。

勝利「ねぇ、赤ちゃん返り？」

風磨「だと思う。三宅くんが言ってた。」

やっぱり
４歳なのに。。。

なんて思いながら昔のことを思い出していた。

ー回想ー

健人「大丈夫だよ〜」
風磨「にぃにここだからな」
聡「よしよし。いい子だね〜」
マリウス「ちっちゃいね〜」
勝利「たくさん飲んで早く寝ような」

ちょうど、４ヶ月の時、胃腸風邪になったAを５人で面倒をみていた。

ー勝利サイドー

そっか。赤ちゃん返りか。。。

気がつくとオレンジジュースを飲む手は止まり

半分ほど残したまま眠りについていた。

ベットに置こうとすると、また泣くものだから

とにかく今は、昔のように５人で赤ちゃんを育てる感覚に戻る事にした。

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