みんなでキャンプ 3 ページ35
1番早起きで楽しみにしていたAちゃんも今ではソファーでスヤスヤと夢の中。
起こすのが可哀想だけどチャイルドシートに乗せなきゃ行けないから、そっと豪志が優しく起こす
中村「A〜。A〜。
おはよう。」
まだボヤボヤしているAちゃんは豪志に、抱っこされながらチャイルドシートへ。
俺はと言うと、眠いからとりあえず貴章に運転を任せて後部座席で寝ることに。
末永「みんな忘れ物ないー？」
「「だいじょーぶー」」
6時半出発の予定があさ7時。
無事に家を出発した。
車に乗って30分。
堀田「あーお腹すいた」
瑛仁が突然の空腹宣言。
上田「あ、車で食べられるようにおにぎりとか、作ってきたけど」
そう言いながら俺はみんなの前で、タッパーを広げる。
「うまそー」「永人さんありがとうございます」
などと、賑やかになる車内。
補聴器をつけている事、そして匂いにつられたのか、Aちゃんは目を覚ましご飯を見て
「あー、あー」
と言い始めた。
お腹すいてたんだね〜と口元が緩む中、まだ上手にご飯が食べられないAちゃんの為に、近くの公園へ行き、ベンチに座る。
すると、滑り台や、ブランコを見て遊びたい気分が勝ったのか、おもむろに走り始める。
凄い勢いで豪志が後を追い、「いただきます」と言って口元に卵焼きを持っていく。
遊びたい。でもお腹すいた。
……悩んだ結果、口を開けた。
稲又「そのニヤケ具合。永人親戚のおじさんみたい」
ボソッと呟く高身長のイケメンはひとまず無視して
みんなでご飯を食べた。
豪志は、Aちゃんに食べさせながらだから、あまり食べることができていない。
上田「俺食べさせてあげるから、豪志も食べな」
そう言うと、部活終わりのラグビー部かのように、勢いよく食べ始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麻希(プロフ) - Da cchiさん» ありがとうございます (2020年11月8日 19時) (
レス) id: fabd760f23 (このIDを非表示/違反報告)
Da cchi(プロフ) - すっかりアンビシャスさんのファンになりそうです。更新楽しみにしてます。妹さんを思うメンバーさんの気持ちに感動しました (2020年11月8日 19時) (レス) id: 6b9028f148 (このIDを非表示/違反報告)
麻希(プロフ) - 美紀さん» あー。山下ね。まぁの先生やで。隼人先生って呼んでる (2019年11月16日 14時) (レス) id: fabd760f23 (このIDを非表示/違反報告)
麻希(プロフ) - おときさん» ありがとうございます (2019年11月16日 14時) (レス) id: fabd760f23 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 山下隼人っていう人かっこいいね気になる (2019年11月16日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麻希 | 作成日時：2019年11月4日 20時
