第六十五話 海は広いなァ！！(クソデカ声) ページ18
貴方side
まず耳に入ったのは､降板を忙しなく行き交う海兵の足音。そして響き渡るカモメのなく音。あ､かっぱ○びせんあげなきゃ……(脊髄反射)
見上げれば東京スカ○ツリー……いや､証券会社ビルの三階分くらいはかくやというほど高いマスト､の丸太の部分に何匹かカモメが止まっている。
すげー､ハリ○タのふくろう小屋見てぇ､なんてミーハーなことが思い浮かんだ。うーん､むね肉いい感じ､美味そう←
ぼーっと上を見ていると全面から水の跳ねる音がする。スプラッシュって感じの轟音だ。どうやら何かの海獣が船のそばで跳ねたらしい。
私､ウミネコってやつ見てみたいんだよなぁ。前世ではカモメの名前だったが今世のこの海では猫の体と魚をミックスしたキメラみたいなやつの名前である。まさしく海の猫､すばらしいネーミングセンスだ。
写真でした見たことないけど正直とても可愛かったので一目でいいから見たいものである
ゆうて動物など水族館でもないのだから見れるものでもない。野生のイルカとかクジラとかそんな感じなんだろうから気長にのんびり待つつもりだ。
天から降りられたらの話だけど
「あれ､どうしたの？ボルサリーノさんの執務室は下だけど……」
降板をキョロキョロ見回しているとあの時のお兄さんが声をかけてきた。子供いたらビックリしますよね､すいません。
というかボルサリーノさん出ていいよとか言ってた割に部下に報告してねぇのかよ！？
貴「いや､ボルサリーノがここまでならば出て良いと」
「あ､そうなんだ。えっと､大砲の方にはあんまり近寄らないようにね」
貴「心得た」
その時に一段下の方の降板から「衛生兵ー！」と叫ぶ声がした。そんなん生で聞くの初めてだわwwwいや､彼らは真面目なんだろうけどさww
そしたらお兄さんはじゃあね､と言って行ってしまった。おう､またな〜(意訳)と返しつつ降板を進んで端へ行く。
緣というか､私のような低身長族にとってはもはや壁のそれにふわりと浮かんで腰を落とす。たまには椅子以外に座るのもいいものだ
広がる海の押し寄せる弾けるような漣の音。快活に板を叩く足音､話し声と笑い声。カモメのなく音。
目の前に広がる青。改めて､此方で暮らしたいという気持ちが高まった気がする。
多少危なくても､でもやっぱり此方の方が､下の方が綺麗だと思う
山派の人はマリージョアオススメかもね､一番に日の出見られるし
貴「(それにしても)」
これ､本当に赤の大陸向かってるんだよね……？
第六十六話 海軍って和菓子好きですね→←第六十四話 いざ降板へ！
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ありばば - 色々と好きです！！ (2022年8月16日 21時) (
レス) @page29 id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
私 - え、これ終わっちゃったんですか？？続きが見たいのですが。お願いします！続きをどうか！ (2022年4月9日 13時) (レス) @page29 id: 8c175f049d (このIDを非表示/違反報告)
甘蜜蜜華(精神安定剤())(プロフ) - ひぎゃん……好き！！！！！！ (2021年2月12日 2時) (レス) id: 80388bac17 (このIDを非表示/違反報告)
3+6=9(プロフ) - ありなさん» …あ！(気付き) 陛下、ご指摘ありがとうございます！直しときます！ (2021年1月7日 3時) (レス) id: b2259a6e3d (このIDを非表示/違反報告)
ありな - はわわ〜、久しぶりに見にきたら更新されてたあ！ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ(っ´ω`c) それと、1人称が予になってますよ〜、余だよ！(皇帝宣言) 応援してまするー、私は君のファンだからネｯ！(好きです、頑張って下さい) (2021年1月3日 5時) (レス) id: 0b757b95a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：3+6=9 | 作成日時：2019年3月25日 5時
