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A「ねぇ、慧君···」
慧「ん？」
そのまま乗り込んだ彼の車。
激しく窓を打ち付ける雨の音に負けてしまうくらい小さな私の声を、慧君は拾ってくれた。
A「···ううん、なんでもない」
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宏太さんに告白されたこと、言おうと思った。
だけど、今じゃなくてもいいかなって。
それに、慧君に言ったところで何も変わらないだろうし···
でも、できれば隠し事はしたくないから
A「あの、」
慧「正直ちょっと焦った」
A「····え？」
意味が分からなくてふと慧君の方を向くと、
鼻筋が通った綺麗な横顔があって
普段まじまじと見ることがないからつい見入ってしまう。
慧「薮から連絡来るもんだからさ。え、待ってこんな嵐の夜に2人きり？って。何もされなかった？」
A「さ、されてないって···」
慧「あいつ顔は割とイケメンだから、ちょっとジェラシー感じちゃうよね」
いひひ、と肩を揺らして笑う。
やっぱり彼の方が一枚上手で、私にはない余裕というものを感じる。
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また今度、話さなきゃな····
ちゃんと、私の言葉で。
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おかき(プロフ) - るさん» ありがとうございます(*^^)マイペースな更新ですが、あまーい物語作れるように頑張るのでよろしくお願いします♪ (2017年5月21日 17時) (
レス) id: 3da960ac62 (このIDを非表示/違反報告)
る(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！！更新頑張ってください！！ (2017年5月11日 6時) (レス) id: f770a5a72f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかき | 作成日時：2017年4月29日 17時
