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大貴 ｢Aーーー！！！！｣
遠くから、大好きな人が私を呼ぶ声がする。
冷たかった風が少しだけ暖かくなって、桜がひらひらと雪のように舞い散っている。
··········大貴、嬉しそうな顔をしてるね。
分かるよ。だって、あなたのこと大好きだもん
A ｢大貴！！｣
私の返事を聞き終える前に包み込まれる体。
少しだけ大人っぽくなった香りと、いつもの温もり。
大貴 ｢A！有岡大貴、見事合格しました！｣
A ｢ほんとに、ほんとに·······おめでとう、大貴｣
大貴 ｢······もう、何ちょっと泣きそうになってんの｣
私の瞳からこぼれ落ちる涙を指で拭いながら、鼻をすする大貴。
·····一番嬉しいのは大貴じゃない。
大貴 ｢Aにだけは一番に伝えたくてさ、へへ｣
A ｢嬉しい、···········大好き、です｣
『この間の返事、できてないから』
私は忘れてないよ、大貴が受験前に大好きって言ってくれたこと。
·
大貴 ｢ちょっと、聞いて？｣
A ｢うん？｣
くるりと、体をこちらに向けて向かい合う私と大貴。
俯いた後に、少し照れくさそうな表情を浮かべた。
大貴 ｢俺ね、Aのこと、大好きなわけですよ｣
A ｢は、はい｣
大貴 ｢それで·······俺がちゃんと大人になって、もっとカッコよくなったら
Aのこと、絶対に迎えに行くからさ····
待っててもらえますか？｣
今まで見たことないような真面目な表情で、真っ直ぐ見つめてくるから、私の涙腺なんてあっという間に崩れてしまって
A ｢だ、だいき〜、、｣
大貴 ｢まーた泣いてんの？もー·······返事は？｣
差し出された手。
私は迷うことなく握るよ。
A ｢········はい｣
だって、これからも歩んで行きたい。
太陽のような笑顔のきみと。
−end−
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おかき(プロフ) - みるさん» ありがとうございます〜！完成しましたよ(*^^*)続編でも有岡くん活躍しますのでよろしくお願いします♪♪ (2016年9月22日 23時) (
レス) id: 3da960ac62 (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - 涼李。さん» ありがとうございます(*^^*)とっても嬉しいです♪続編も甘すぎるくらいの甘々で頑張るのでぜひ！読んでくださいね！ (2016年9月22日 23時) (レス) id: 3da960ac62 (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - みりかさん» ありがとうございます！これからはバンバン更新通知が届くように頑張ります…！（笑）続編できましたよろしくお願いしますね♪ (2016年9月22日 23時) (レス) id: 3da960ac62 (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - ももっぺさん» 本当ですか〜？ありがとうございます(*^^*)続編ではもっと大人な有岡くんも見れちゃうかな〜？どんどん好きになってください♪ (2016年9月22日 23時) (レス) id: 3da960ac62 (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - みゃあさん» ありがとうございます！嬉しいです(*^^*)続編でも私の妄想に付き合っていただけると幸せです〜♪ (2016年9月22日 23時) (レス) id: 3da960ac62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかき | 作成日時：2016年8月7日 7時
