はち ページ8
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そして関西コレクション当日
アバンティーズのみんなは緊張してるって言うけど待機してる時はいつも通り騒がしくて
本当に大丈夫かな？と心配になる
「アバンティーズ！」
と呼ばれ音楽がかかりステージに上がる彼ら
動画では見ていたけど普段とのギャップがすごくて
なにこれ、私が知ってるアバンティーズじゃない
キラキラしてる…
「ありがとうございました〜！」
私はステージに釘付けだった
「めっちゃかっこよかった」
そ「まじ？」
「うん、すごい」
り「語彙力なくなってるよ」
つ「惚れた？」
「うん、惚れた惚れた」
え「テキトー笑」
「でも本当にかっこよかった、お疲れ様」
今日で改めてマネージャー頑張ろうと思った
こんな素敵な人達のサポートができるなんて嬉しい
そ「お好み焼き行こう」
つ「たこ焼きでしょ」
「も〜両方行こうって」
控え室でそんな話をしている
もう既にひと仕事やり終えたムードだ
え「俺はパスで」
「え？どうしたの？」
え「編集するからみんなで行ってきて」
みんな行くのにえいちゃん1人で編集？
私が残っても何も出来ないし
そ「わかったお好み焼きお土産で持ってくわ」
「でも…」
そ「ほら、いいからご飯食べ行くよ」
私たちはえいちゃんを残してご飯を食べに行くことになった
り「えいちゃんに編集やらせて酷いやつだと思った？」
「え？いや…」
そ「えいちゃんはさ、編集めっちゃこだわってるんだよね。時間かかるんだよ。実際えいちゃんの編集は見やすいし面白いんだけどね。
あいつ頑固だから曲げないしこういう時は放っておくのが1番なんだよ」
えいちゃんは本当に大好きなんだな
アバンティーズが、動画が。
「なんかいいな、理解し合ってる」
つ「もう20年近く一緒に居るからね」
えいちゃんは遊びの延長線って言ってたけど楽しみを我慢して編集をするのはプロ意識が高くて尊敬する
「私も頑張らないとな」
クリエイターより頑張らなきゃ
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作者名：おもち | 作成日時：2019年2月3日 23時
