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社長に言われた住所に向かうと物凄く大きいマンションに着いた。私の住んでるマンションの何倍だろう
しかもオートロック
やっぱりセキュリティ一もしっかりしてるんだな
そんな事を考えつつ部屋番号を押す
「はい、どちら様で？」
「あ…新しくマネージャーになった西野です、社長に言われて参りました」
「あー、はいどうぞ」
ちょっと高めの明るい声が返ってきたと思ったら
マネージャーさん来た！と後ろで騒がしい声が聞こえる
オートロックが開き、部屋のインターフォンを押すとガチャりと扉が開いた
「入ってください」
「お邪魔します」
綺麗なマンションとは裏腹に物に溢れた部屋
案内されてリビングに行くとメンバーと思われる人達がいた
「新しくマネージャーになりました西野Aです
至らない点もあるかと思いますがよろしくお願いします」
そ「リーダーのそらちぃです」
さっきの高めの声の主はそらちぃさんだった
つ「ツリメです」
え「エイジです」
り「リクヲです、よろしくお願いします」
そ「あんまり堅苦しくならないで欲しいな
せっかく同い年のマネージャーさんってことで俺らも嬉しいんだよね」
つ「今まで年上ばっかで気使ったもんね」
「いえ、でもそういう訳には…」
り「僕達は芸能人じゃないし、そこはクリエイターに合わせてみんなやってるから大丈夫ですよ」
え「俺達、遊びの延長線で動画とってる部分はあるからラフな方がやりやすいんだよ」
「皆さんがそう言うなら頑張ります」
マネージャーっていうからこき使われまくると思って覚悟決めてきたのになんだか拍子抜けだな
そこから各々連絡先を交換して
家の合鍵をもらった
え「これから動画撮るけど見てく？」
「はい、ぜひ」
り「僕達の動画見たことある？」
「何個か拝見しました
えっと…もしも1日が24時間じゃなかったらってやつと、iPhone7を凍らしてみたってやつと、あと口からお茶こぼすやつとか見ました」
り「どうだった？」
「全部面白かったです」
り「よかった」
そ「撮るよ〜」
みんなが照明を準備し、そらちぃさんがカメラのスイッチを入れ撮影が始まる
そ「はいどうも、アバンティーズのそらちと」
え「エイジと」
つ「ツリメと」
り「リクヲです」
そ「Amazonに無さそうなものしりとり〜！」
撮影中の彼らはカメラが回ってない時と同じように仲が良くて楽しそうで、面白かった
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作者名：おもち | 作成日時：2019年2月3日 23時
