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「たか、き…ひっ、ぐすっ…」
愛撫を続けていると気持ち良さそうにしながらも、えぐえぐと泣き始める伊野尾くん。
最近、行為中によく泣くんだよね。
「どうしたの?」と尋ねると「気持ちいいから」といつも答えてくれるから嫌がっているわけでは無いんだろうけど少し心配になっちゃう。
「伊野尾くん、大丈夫?」
「は、だい、じょぶ…それより、早くして…」
ぽろぽろ涙を零しながら体を更に密着させてねだってくるから続けると、
大きく喘ぎ声をあげて、そのまま気を失ってしまった。
伊野尾くんの体を洗って服を着せてベットへと運ぶ。
……ちょっと、反省。
仕事でヘトヘトな伊野尾くんに欲をぶつけすぎた…。
いや、誘ってきたのは伊野尾くんだけども。
だって、今日(いつもだけど)めちゃくちゃ可愛かったんだもん。
ベットに腰をかけて寝息を立てて仰向けで寝ている伊野尾くんの頭を撫でると、うっすらと目が開いた。
「あ、起こしちゃった……さっきはごめんね」
「……ん、なにが?」
目を擦りながら伊野尾くんは体を起こす。
「寝ててもいいよ!?」と俺が慌てると「うるさいなぁ」と言われた。
「伊野尾くん疲れてたのに思いっきりしちゃった。腰、大丈夫?」
「……別に。おれが誘ったし」
「うん、だけど…」
俺が次の言葉を発しようとするとギロっと睨まれる。
慌てて口を紡ぐとほんのり頬を染めた彼は再びベットへと倒れ込んだ。
「……明日、休み」
「そうだね、何しようか」
もぞもぞとベットの上で身をよじる伊野尾くん、寝やすいポジションを探しているのだろうか。
ぼんやりと眺めていると伊野尾くんは自分の横にスペースを作って、そこをぽんぽんと叩いて再び俺を睨む。
「……ん?」
「だから!一緒に寝ようって言ってるの!」
あまりの衝撃にぽかんとしてると腕をぐいぐいと引っ張られてベットに横になった。
ぷんすかと怒る伊野尾くんは俺の胸にごんっと頭を押し付けて背中に手を回してきて満足げ。
「……明日は家でゴロゴロしたい」
「あ…うん、いいよ」
ドギマギする俺の胸から顔を上げてじっと見つめてくる伊野尾くんはへへっと微笑む。
その笑顔はもう過去1可愛くて愛おしかった、過去1ほぼ毎日更新してるけど。
思わず上に跨ってキスをして、服の中に手を差し入れると
「は!?ちょっ…」と焦った声が聞こえたけど…
すみません、止められませんでした。
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shootingstarhap(プロフ) - supikaさん、読んでくださってありがとうございます…m(_ _)m自信がないので、もし空いてる時間があったら是非、感想くださいm(_ _)mよろしくお願いします(^^)頑張ります(^-^) (2020年6月21日 9時) (レス) id: 841a63da71 (このIDを非表示/違反報告)
supika(プロフ) - shootingstarhapさん» 最後まで読んでくださってありがとうございました!昇天しちゃいそうですね〜笑笑 お話書き始めたんですね!読ませていただきました(´˘`*)楽しみにしているので更新頑張って下さいね♪ (2020年6月21日 9時) (レス) id: c2fc507797 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - 番外編読みました(^^)そうだったんですね…!このこと睫擇気鵑知ったら、昇天しち(いますかね?あー…教えてあげたいです(笑)ずっと書き手さんって凄いと思っていましたが、自分も書いてみて、改めて書き手さんって凄いって思いました!また楽しみにしています(^-^) (2020年6月21日 1時) (レス) id: 841a63da71 (このIDを非表示/違反報告)
supika(プロフ) - musicmans5962さん» そうなんですよ!笑 裏設定でずっと考えていたのですがなかなか出すタイミングがなく番外編にしてみました!睫擇気鵑瓩辰舛磴瓩辰舛禊遒屬任靴腓Δ 笑笑 読んでくださってありがとうございました! (2020年6月21日 0時) (レス) id: c2fc507797 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - きゃあ!もうそうなんですねいのさん。いのさんの方が先に睫擇気鵑卜に落ちてたんですね( ´ ▽ ` )きっとそのことを睫擇気鵑知ったらものすごい喜ぶんだろうなあ( ´∀`)番外編も読めて、めちゃくちゃ嬉しかったです!ありがとうございます。 (2020年6月20日 23時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:supika | 作成日時:2020年5月11日 12時