聞きたいこと ページ8
翌日、私はとある一室に呼び出された。
机を挟んで私の向かい側に座っているのは、右から順に、茶髪の美女_____ダ・ヴィンチちゃん、黒髪青目の青年、もも花色の髪で、右目が隠れている少女の三人だ。ギルが彼女らの後ろを見ている事から考えると、彼女らの後ろにサーヴァントが控えているようだが。因みにギルは私の隣に座っている。
まず最初に話し出したのは、ダ・ヴィンチちゃん。
「やぁ！久し振りだね、岸波君。と言っても、君からしたら数日ぶりかな？」
「2、3日ぶりに感じているよ。ダ・ヴィンチちゃん」
軽くやり取りをした後、ダ・ヴィンチちゃんの表情がニッコリ笑顔から真面目なものへと変化する。
「じゃあ、これから君に色々説明するんだけど、その前に聞きたいことがあってね。私達も君のことを信用したいからね。質問しても良いかな？」
「聞きたいこと？私の分かることなら」
「ありがとう。ます始めに確認だけど、君は個人で派遣されてきた魔術師、であっているかい？」
「そうだ」
「では次。君の経歴だ。今から___とは言っても、君がここに来てからだけど、経歴が半年分しか、然も殆どが空白なんだ。此れはどういう事かな？」
「どういうことも何も、そのままだ。私には半年以上前の経歴____というか、記憶が無いんだ」
その言葉に、ダ・ヴィンチの隣に座っている二人の目が僅かに見開かれる。
「記憶が無い？」
「うん。一番(今世で)古いものでも、半年前、私が病院で目覚めた事なんだ。それ以降は、特に此れという事も無かっただけだよ」
「待て、我は聞いていないぞ」
ギルが彼らの後ろで霊体化しているであろうサーヴァントからは目を離さずに問いかけてくる。だって、聞かれなかったから。
ダ・ヴィンチちゃんは、私の事が載っているであろう紙を眺めつつ、其れは大変だっただろうねと言う。
「じゃあ、次だ。君の魔術の事なんだけど、霊子魔術って何だい？」
「ああ、其れは一時的に空間を世界に上書き？して、魔術を行使するんだ」
本当は少し違うんだけど、昨夜にギルから、魔術の事は全ては話すなって言われたから。強ち間違ってはいない。はず。多分。
「つまりは固有結界って事か…」
「そんな大層なものじゃ無いよ。外からだって干渉出来るしね。なんて言うんだろう…簡単な魔術工房を作る感じかな」
そうか、とだけ頷いて納得してくれたか分からない、生半可な返事が返ってくる。隣の少年は、魔術に詳しく無いのか、目が宇宙になっている。大丈夫か？
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匿名希望 - シロさん» 返信ありがとうございます。はい、作者様のペースで構いませんので、楽しみに待っております。無理とかはしないで下さいね。 (2018年12月9日 12時) (
レス) id: 525825cab8 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 匿名希望さん» 返信ありがとうございます。一時、非公開にし、金色の光〜再開2を変更してから再度再開させて頂こうかと思います。少々時間が掛かるとは思いますが、これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします。 (2018年12月9日 11時) (レス) id: e916890377 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 更に続き。と応援させて下さい。長文かつ、乱雑な文章で失礼しました。 (2018年12月9日 8時) (レス) id: 525825cab8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 続き。そこを変更できれば大丈夫かとは思います。一番初めの重要なところなので大変かとは思いますが、パクリだなんだと揉めてしまわないようにした方が良いかと思いました。公開に関しては、正直、続きが気になっていますのでこれからも頑張って下さい。 (2018年12月9日 8時) (レス) id: 525825cab8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 返信及び更新ありがとうございます。こちらこそあなたをご不安な気持ちにして申し訳ありません。失礼だとは思いますが、少し読み比べてみたのですが、金色の光・再会・再会2の辺りが似ているようでしたので、 (2018年12月9日 8時) (レス) id: 525825cab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月3日 23時
