【ヒソカ】家にいる推しに甘やかされてます。

セーフ ページ17

「始まりは珍しく旅団の仕事に出たことだったんだ♦️
……あぁ、旅団は分かるよね？ボク達のことに詳しいみたいだし♣️」

なんで知ってるんですか？？？？？
……いや、今一瞬出てきた『もしかして私が信者全開で漫画読んでるところとか見られてたのかもしれない』なんてあり得て欲しくない考えが浮かんだのは忘れよう。うん、もう忘れた。

「はい、クロロ=ルシルフルさんが団長の盗賊団ですよね。」

「そう♦️
それでボクは邪魔者を排除する係だったんだケド、入口近くの邪魔者はほとんどいなくなっちゃったから少し奥に入ったんだ♣️」

それ敵の皆さん即殺ってことですか……？

「そうしたら入った部屋に鍵のような物が落ちていてね♦️何となく拾ったらその鍵が一瞬光ったんだ♣️」

……念とかかけられてる感じのあれじゃあん。

「でもその後別に体調に変化があるわけでもなくただ普通の鍵に戻っただけだったから、特に気にせず仕事を終えて家に帰ったんだケド……そこからが面白かったんだよねぇ♥️」

へぇ、そこからが面白かった……面白かった？？？？？？
まぁヒソカさんは大変なことでも面白いって言うもんなぁ。

「いつもなら夢なんてほとんど見ないボクが、その日は変わった夢を見たんだ♦️」

夢……？

「普通の女の子がただ朝起きて仕事に行って帰ってきて寝るっていう、所謂『普通』の日常の夢さ♣️」

「……まさか、その女の子って……」

「うん♣️キミだよ♦️」

ﾋｪｯ

「まままままままままままままままままさか私の寝る前のルーティーンとか見ちゃったりしたりしてませんよね！？してませんよね！！！」

「キミが毎晩寝る前に読んでる物なら何故かモヤがかかって見えなかったケド……」

よし！！！これはセーフ＿＿＿＿

「ボクやボクの知っている人を沢山褒めてたのは見たよ♥️」

アウトでした。

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