ありがとう、大好きでした。【ヒソカ】 (ページ7)

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不安ページ7

結局あの後ボロボロになって帰ってきたツルギさんに仕事の更に説明を受けて、何とか覚えきった。

更に力のコントロール、念についてなど色々あったけど。

いざ、社会人になってきます。

ーーー

「おはようございます。本日からの本業務、こんな私ではありますがよろしくお願いいたします」

本当は私にとってははじめましてだけど言ったらだめって言ってたし気を付けなきゃ。

「月川さんカタいよー！」

「緊張しているのかも知れないけど、もっとフランクな感じでいいのよ？」

「フランク…ですか。

……善処します。」

「もう既にフランクではないけどね…。」

フランク…フランク？

七歳から他人に話すとき敬語以外使わなかったのにいきなりフランク…、難しいな。

「…ところで、私が秘書を担当させていただく筈の社長はどちらに？」

そう言うと3人は揃って固まった。

ミ「あー…。あ、あのね、社長実は＿＿＿＿」

ヒ「おはよう♥️」

！？

突然肩を叩かれて凄くビックリした。

ヒ「…あれ、驚かないのかい？」

「いえ、ものすごく驚きましたが。」

…でも私よりも、

「なぜ私より皆さんの方が驚いているのでしょうか。」

ユ「社長が…出勤、した…？」

ミ「しかも、ちゃんと朝に…！？」

リ「あら、二人とも失礼よ？天地がひっくり返れば社長も出勤するわよ。」

ユ「リンさん落ち着いてください、天地はひっくり返ってませんから。」

……少ないとはいえ、社員の3分の3がここまで驚くってこの社長さんどれだけ会社にこないんだろう。

「あ、社長。おはようございます。」

危ない、挨拶を忘れるところだった。

自分の働く会社に若干の不安を感じた、一日目(はじめまして)の朝。