大好きをあなたに

お正月特別編 ページ17

「あけましておめでとう！」

ヒソカお兄ちゃんにそう言ったらキョトンとした顔をされた上

「？ 流、突然どうしたんだい？」

なんて言われました。

「え。知らないの？1月1日に言うお祝いの言葉だよ？」

「ウーン、それは知ってるけど、1月1日はとっくに「とにかく今年もよろしくね!!ヒソカお兄ちゃん！」…そうだね♦(可愛いからいっか☆)」

「よし！じゃあ衣装さん達よろしくお願いします！」

「流？このいきなり現れたゴリゴリのムキムキマッチョ(パンツ一丁)のオニーサン達はな
んだい？」

「凄腕の衣装係さんだよ？」

ヒ「この筋肉の必要性を感じられないよ！？」

「あ、メイクさんも呼びますか？メイクさーん。」

メイク１「あぁらいい男じゃな〜い♥」

メイク２「頑張っちゃうわよ〜↑↑↑」

「ええと、このオネェさん達は…？」

「凄腕のメイク係さんだよ？」

「(何か仕事以外の目的を感じる…)メイクはいらないよ♦」

「そっか。じゃああっちの楽屋で着替えてきてね。私も着替えてくる。」

「(楽屋…？)分かった♦…って君達！ちょっ、何すr」

ーーーーーーーー５分後(ヒソカSide)ーーーーーーーー

「お待たせ〜。ってあれ？ヒソカお兄ちゃんなんかやつれた？」

「筋肉酔い…かな。」

思い出しただけで気分が…♠️

「……そういえばその服は…」

「着物だよ。…知らない？」

「知らないなぁ…♠それにしても流、似合っててとても可愛いよ♦」

「あっ、ありがとう！でも…」

「なんだい？」

「ヒソカお兄ちゃんは、私なんかよりずっと似合ってて、…その、かっ、かっこいいよ！」

ずるいよ♠
そのセリフにそのはにかみ笑いは反則だ♣

「どうしたの？体調悪いの？」

あぁ、急にうずくまったからか♦

「なんでもないよ☆…流♠」

「？」

「可愛いね☆今年もよろしく♦」

ほら、そんなふうに真っ赤になって声もでなくなるような素直で可愛い君は、僕の宝物だ♣

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