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ぶらぶらと適当にその辺を歩いているが、いったいどこに向かっているのだろうか。時刻はとっくにお昼を過ぎている。色々あったせいでまともな昼食を食べれていない。
隣にピッタリとくっついて歩いていたローレンが、突然止まった。
「AA」
『はい』
「アイス、食べたくね？」
『…食べたい』
「めっちゃ美味いとこあるから行こ」
優しく私の手を握り、進み始めた。…振り払わないのは、振り払えないのは、何故なのか。
*
『美味しい〜』
「よかったぁ。一口くれん？」
『いや無理です』
「一口、一口だけ！！間接キス狙ってるわけじゃないから！！」
『それ言ったらなおさら嫌ですよ！！』
私が買ったのはバニラアイスでローレンが買ったのはチョコアイス。これがかなり美味しい。連れてきてもらって、これは本当に正解だ。
「一口、本当に一口」
…そんなにバニラアイスが食べたいなら買い直してもらいたい。
「いやマジで一口」
『むり』
「俺のもあげるから」
『買い直してきてください』
「それじゃあ意味がないじゃん！！！！」
どうしたらこんなに大きな声が出るのだろうか。不思議だ。やけに距離が近いローレンに注意しながらアイスを食べる。
『……ぇ』
「マジで考え直して。一口だけ。ほんの、もう食べたか分からないくらいの一口でいいから」
『いやあの、それどころじゃないんですが、…』
「え？」
所詮食べ歩き、だった。信号を待っていると、止まったのだ。
目の前に、パトカーが。
「あ〜！やっぱAちゃんだ！」
窓が自動的に開き、とある人物が身を乗り出した。
『め、めとちゃん…！』
「昨日ぶり！てかそのパジャマどうしたん？めっちゃ可愛いー！」
「やろやろやろ。俺の嫁さんだべ」
「あ、やっぱ結婚…」
『してないです』
「めと、誰？」
運転席から、女性声が聞こえた。ひょっこりと顔を覗かせた。茶髪でツインテールの可愛らしい感じの女性の警察官だ。
「あ、えっとね、だるまさんのお姉さん」
「えぇ！？だるまさんの！？」
「そして俺の嫁さん」
「ええぇ！！」
『違う！！』
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
