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「でもそのパジャマ、ローレンともお揃いだねぇ」
『不本意だけどね』
「ローレン今すぐ脱げそれ」
「いや無理だしA照れ隠しにも程あるて！！てなわけで、俺ら出掛けるから」
語尾にハートでも付いているんじゃないかと疑う。だるまは今にでもローレンを殺しそうだ。嗚呼、やっぱこうなるよな。ここまでは予想通りだ。
それをだいたい予想して、私は考えたのだ。だるまの火をいい方向に持っていく方法を。
『だるま、私ね、だるまの手料理食べたい。出掛けてくる間に、沢山作ってほしい』
「……りつきんさん今すぐ俺に料理教えてくれ！！」
「わあ温度差〜」
りっちゃんが耐えられないと言わんばかりに笑みを溢した。りっちゃんには悪いが、だるまをお願いしよう。先程とは比べ物にならないくらいに、だるまのテンションが一気に上がった。
「俺、姉さんのために料理する。料理するわ！！」
「んじゃその間俺らはデート」
「おい待てごらァ！！！！姉さん、これ」
『……？』
だるまが渡してきたのは────────拳銃だった。
『え゛』
「俺は断じて認めやん。やけど、……姉さんが、望むならしゃーない。ほんまは死ぬほどイヤ。だから、もしローレンが手ェ出してきたらこれ使って」
『いやいや待って？私使ったことないし、』
「大丈夫。正当防衛って言えばいい！！じゃあ俺は料理するから！！楽しみにしておいてな」
とても物騒だが、やけにあっさりしていた。もっと駄々を捏ねると思っていたが…少し驚いた。
「めっっっちゃイヤやけど、ローレンより俺の方が好きって姉さんの口からハッキリ聞けたからなァ？ローレン、姉さんに手ェ出したからあの世送りだから」
「…………」
ローレンは無言であったが、顔に怒りを露にしていた。なるほど、決め手はローレンより好き、という言葉だったのか。一人で納得しているとローレンが私の腕を引っ張った。
「絶ッ対俺の方が好きになるし好きにさせてやるからなッ！！！！」
『ねえ待って
(そもそも姉さんがローレンを好きになることなんて天地がひっくり返ってもないんや。姉さんのタイプやないし)
(いいなぁ、僕も行きたかったな……)
(まあまあ、とりあえず、三人で何か作っちゃいましょうか！)
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
