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「俺ら運命だわマジで。結婚、結婚するべ」
「…沈めっか！お前一旦沈めるわ、家族とか関係なしで。死ね！！」
「撃ってくるマ！！？」
だるまは背中に背負っていた──────銃で赤髪の男に向かって撃つ。…銃！？よく見れば、赤髪の男も、そして白髪の男も銃を背負っていた。
『銃………』
まさか、人殺しなんて、してないだろうか。それが頭に過った。まさかだ。流石にそんなこと、しないだろう。安堵の影は見当たらないが、大丈夫大丈夫と言い聞かせる。
「あやっべ！！間違って一般人撃ったわ！」
だがそれも、すぐに打ち砕かれた。
だるまがそう叫ぶと、白髪の男が耳に手を当てて何か呟いた。
「ヤバイ、釈迦さんさっきまでここら辺いたらしい！」
「マジで言ってるそれ？まっずい」
「あ、じゃす？わりぃ、ちょっとやらかした。あとローレン殺してからアジト戻るわー」
「ボス？？？？」
無線機というものだろう。慌ててどうするどうすると三人で話し合っている。私、は、…どうしようか。形はどうあれだるまとは再開でき、悪事に手は染めていたが楽しそうにしている。
それだけ確認出来たから、もうここから立ち去る…か。あとは、観光だけして、この街から去ろう。そう決めて、音を立ててずに、そのまま立ち去ろうとした。
「姉さん」
『あっ、はい、』
「話しとか色々、もう色々あるけど一旦逃げるで」
『に、にげ……あ、うん、私、ホテル取ってあるから戻るね』
「とりあえず警察一旦撒いて、アジト集合で…」
『だるま…？ねえ話し聞いてる？』
私の腕を掴みぶつぶつ呟く弟は、私の声は聞こえないようだ。そのまま腕を引っ張っていくと、一台の車と二台のバイクがあった。
「俺、マジで今日車で良かったって思えた」
「はぁ？？？姉さんは俺の後ろなんやけど」
「いやいやボス、よく考えて。お姉さんをヘルメットなしで事故る確率高いバイクで後ろに乗せて行くんスか？？？いいんスかボス？？？？」
「俺ら普段ヘルメットなしで乗ってンからなァ」
やけに早口で赤髪の男が言った。だるまがバイクで、赤髪の男が車なのだろう。黒のゼントーン、だろうか。自動でドアが上に開いた。
「……俺がローレンの車乗って運転するわ、ローレン俺のバイク乗れ」
「いやいやいやいやいや！！それは…ちょっと……ねぇ？」
「！待ってあれ……あれ絶対釈迦さん！俺先行くわ！！撒いてアジト集合な！！？」
パトカーのサイレン音が微かに鳴っている。
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
