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「え、え、え゛？ちょっと待って…？」
『小森さん違います助けてください違うんです』
「やっぱ俺ら相思相愛なんだよなっ！夫婦の愛の力かコレが…！！」
『黙ってて本当に！』
「Aさんローレンと結婚してたの！？」
「そうよー！」
『違うッ！！』
小森さんに誤解されている。否定するが、ローレンの方を信じてる…気がする。違う、本当に誤解なんです。
つい数時間前に叶さんに“本当に無関係です。あんな人、知りません。突然担がれて脅されました。”と言ったんだ。叶さんが来たらとんでもないことになるのは確かだ。
この場を、どうにかしなければ。
「あれ、でもAさん観光に来たのに何でローレンと…？」
「俺が一目惚れしてもうアタックして結婚してくれた。紹介するよめっさん。俺の嫁のA」
「あ、……おめでとうございます！」
『違う違う違う違う違う！』
「まさかローレソと……いや、まあ、ウン。おめでとうございます！」
いまいち状況を理解していないような顔を浮かべる小森さんはパチパチと拍手した。ローレンは満更でもなさそうにしており、再度ぎゅうっと私を強く抱き締めた。
「式には呼ぶから来てな？めっちゃ豪華な式にするから」
「おー！」
『本当に違う……ごめん本当に黙ってて…』
「黙っててまじ、ぐぇッ！？」
ローレンはいきなり叫ぶと、背中を反らした。何事かと思い目を向けると、後ろから誰かの腕で首を絞められていた。
「─────おいごらァローレン！！！！今すぐ姉さんを離せッ！！」
「ボス！？待ってぎぶ、ぎぶぎぶギブ！！死ぬて！！」
「俺に殺されたくなかったら今すぐ、今すぐ姉さんを離せオマエ！！！！」
『だるま、』
弟、だった。
私を離そうとしないローレンと、ローレンを離そうとしない(殺意あり)だるまという地獄絵図だった。二人の声量でローレンより先に私が死ぬ可能性が出てきた。
「！待っててや姉さん！今すぐコイツを、」
「待って！？！！だるさんのお姉ちゃんなの！？ぇ、じゃあ弟ってのは、だるまさんだったのぉ！？」
小森さんが、驚愕した、嘘だ、と言わんばかりに目と口を大きく開けてそう叫んだ。
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
