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「じゃあ後は犯罪者達の方ね。ごめん、また少し待ってくれる？」
『はい』
「じゃあらっだぁさん着いてきて」
「あいよ〜あ、お大事にね」
そう言って仮面の人は泣きほくろの警察官の後を追って奥の方に消えていった。
綺麗に膝に巻かれた包帯を見て、ため息が溢れた。
「待たせてごめんね」
『大丈夫、です』
「話聞くだけだから。本当に君は無関係なんだよね？」
『はい。むしろ、被害者です』
「見た感じそんな気はしたけど…何で、観光で来た一般人の君を人質？にしたか、謎なんだよね」
やはり、そこを疑われるか。正直に全て言った方がいいかもしれない。ここにだるまも捕まっているなら、なおさら。
だが全て話したらどうなるか、分からない。最悪私も捕まって前科持ち…いや悪いことはしていない。だから捕まらないんだ。そう言い聞かせて、全て話そうと口を開く。
「まあ、もし、君がローレン達…さっきのギャングの一味とかだったら罰金取るけどね」
『本当に無関係です。あんな人、知りません。突然担がれて脅されました』
「んー…まあ、一般人誤射したりするのも普通にあるからねこの街は。本当に無関係そうだし…疑ったりしてごめんね？」
泣きほくろの警察官は私を安心させるように微笑んだ。血縁者…ギャングのボスの姉ですとか言ったら、どうなることか。言わぬが花、だ。黙っていた方がいいと判断した。
「じゃあ帰っていいよ。てか帰れる？」
『…スマホ、落とした、みたいで』
口が避けてもローレンにスマホ取られたなんて、言えない。
「確か、観光で来たんだよね」
『はい』
「社会科見学、していく？」
『え？』
「社会科見学がてらに街案内するよ、僕でよかったら。パトロールみたいな感じだから、犯罪起こったら直行するけど」
なんならそのままホテルまで送るよ、と、警察官は言った。もしや神様か何かと錯覚してしまった。こんなに優しい警察官が、いるなんて。
遠慮しなくてもいいと顔に書いていたのでお願いすることにした。
「叶ね、僕の名前」
『A、です』
「うん、じゃあ行こうか。もう一人乗るけど…大丈夫だよね」
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
