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『本当に、何の話してるから一から教えてもらえますか』
「俺以上の男、この先現れないと思うんだよね？」
『はい？』
「だからさ、結婚しかなくない？」
『ないですね、結婚は』
「“は”ってことはそれ以外にあるの！？」
『何もないですねあなたとは！』
この人指名手配されていて、危機感持ってるんだよね？絶対、こんな会話するべきではない。
『……ちなみになんですが、私があなたを警察に通報したらどうしますか？』
「死なばもろとも。そりゃぁ道連れよ。一緒に檻の中で過ごそう」
『私と一緒に何かしらしないと気が済まないんだなぁ、この人』
出会って二日しか経っていないというのに。とんでもない化け物と出会ってしまったな。しても遅い後悔を、何度もした。
『…………あの、』
「ん？結婚したくなった？」
『本当にやめてください……あと、腕、貸してください』
血がそのままずっと出るのも、それを見るのも耐えられない。持っていたパステルカラーのピンクのハンカチをローレンの腕に巻き付ける。応急手当とは言い難いかもしれないが、何もしないよりましだろう。
大人しくしていたローレンがいきなり、私の肩を掴んできた。
『っわ、』
「……ごめん惚れた。これは惚れるって。てか最初から惚れてたわごめんマジで。流石にこれは結婚ではあるよ」
『い、痛いです、…』
「せりーが迎え来てくれるらしいから、そのまま式場に連れてってもらおう」
『お願いだから捕まってくれ……』
恍惚な笑みを浮かべ楽しそうにするローレンがどうか捕まらないか、ひたすらに祈った。捕まってくれ、頼むから。
「…おっけ、もう少ししたらせりー来るっぽい」
雰囲気が一気に変わった。ああ、私も警察から逃げるのか、このまま。
いや本当に私関係ない、よね？
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
