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「────まっずいまっずいまっずい…！！！！俺今銃持ってきてないって…！！」
『何で私まで逃げることにっ…！ひっ、』
「ローレン！出てこないと撃つよ！！」
警察官の声が響き、銃声が鳴る。本当に死ぬかもしれない、わたし。そんな気持ちでいっぱいいっぱいだ。
先程、パトカーが突っ込んでくるような勢いで来ていると言ったな。その通りなのだ。パトカーはジュエリーショップに突っ込んだ。私とローレンの横をすれすれで。
その途端、ローレンの顔色が変わった。私の腕を引っ張って走り出したのだ。突然のことで頭が追い付かなかったが、すぐに理解した。
この人、指名手配、されているんだった。
「叶さんだあれ…まっずい本当に捕まるってぇ！！」
『…お、大人しく、捕まりませんか…？』
「いーやまだ指輪代も式場代も新居代も払ってないから無理やね普通に。俺全力で抵抗するから」
逃げた先は路地裏。ローレンが顔を覗かせようとすれば発砲される。射線は一応切っているが、警察官がこちらに来るのも時間の問題だ。警戒しているが、いつこちらに突撃してくることか。
「…爆弾………グレなら…」
『な、んで持ってるんですかそんなもの！？』
「いや、まあ？」
レモンの形をした手榴弾をポケットから一つ、取り出した。な、何故そんな、ものを。いや銃を所持しているから、爆弾の一つや二つ、持っていても、可笑しくはないのか。
「クッソ、まだAと結婚してねぇのに…！こんなところで死ぬわけにはいいかねェな！！？」
まるで主人公のような台詞を吐くが、私、結婚するとか一言も言ってないんだけど。カッコいいも何もクソも、ないんだけど。
「叶さーん！！？止めませんか！？」
「そろそろ突撃するよ？」
「いや止めませんかマジで！？」
声を張って警察官にそう言うローレン。ふと見ると、腕から血を、流していたのだ。
『…だ、大丈夫、…ですか？』
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
