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「明日がクソ楽しみだわマジで」
楽しそうに、それはまアご機嫌に鼻唄を歌いながら紙袋を振り回すローレンに、ため息しか出なかった。結局私の話を聞かずスリッパと共に勝手にパジャマを購入したのだ。
誰も着るとも、新居を買いに行くとも言っていないのに。
「…まだ指名手配されてるなー」
『次は、どこ行くんですか』
「んー……いいところ？」
フードを深く被り私の隣を歩きながら彼はそう言った。個人的には美味しいご飯を食べたいから料理店に連れていってほしい。
『いや絶対ここじゃない！来るべき場所絶対ここじゃない！！』
「大丈夫大丈夫、ちゃんと指のサイズも測ってくれてめちゃくちゃいいの売ってるところだから。A気に入ると思うよっ」
向かったのは、白で統一された綺麗なジュエリーショップ。看板に「指輪」も売っている、と書かれている。
「とりあえず、指のサイズ測ってどれにするか選ぶけど大丈夫そ？」
『っ全く大丈夫じゃないです！』
「おっけー、大丈夫ね。レツゴーーーーーッ！！！！」
『話聞いてよ！！』
腕をおもいっきり引っ張られ、このままではお店に入ってしまう。本当に入ったら、もう駄目な気がする。
『むり、むりむり。本当に無理ですやめて』
「駄々捏ねるA正直めちゃくちゃ可愛いけど、こればかりは俺も引けないよ？」
『私が駄々捏ねて悪いみたいなのあるけど、なんなのまじで』
「てか、騒ぎすぎたら警察来るかもしれないからマジで静かにしてくれ。頼む、俺はまだ式場代と新居代を払う金を罰金で払いたくないんだッ！！」
『いや知りませんし、』
「俺と結婚して幸せな未来にするためだからなこれ！！！？」
『結婚しません！！』
まさに絶体絶命という言葉が似合う状況だった。気のせいではなければ───────後ろからパトカーが来てる気がする。
それは猛スピードで、突っ込んでくるような勢いだった。
『あ、』
「…？」
もしかしてだが、ここで死ぬとか、ないだろうか。
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ゴマ(プロフ) - 飴玉くんさん» 別作品からありがとうございます〜！！そう言ってくださると嬉しいです！！こちらこそ、閲覧及びコメント誠にありがとうございます、感謝です💕 (11月4日 22時) (
レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
飴玉くん - 鬼畜過ぎて攻略できないからここに辿り着きました!!!ホントにうんめいの出会いなんですよね！！！神作品を産んでくださりありがとうございます！！！！！ (11月4日 10時) (レス) id: bc84786978 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ(プロフ) - かたかナさん» わー！そう言ってくださると嬉しいです！！！！こちらこそ閲覧及びコメントありがとうございますーーーーッ！ (10月2日 0時) (レス) id: 048acd4b1b (このIDを非表示/違反報告)
かたかナ(プロフ) - ｱｱｱｧｧｱ〜〜〜〜こういうの本当大好きなんですありがとうございます〜〜〜〜〜 (10月1日 22時) (レス) @page39 id: 2ce3047e1b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - ゴマさん» 自分だったらもう関わりたくないレベル…主人公、無理矢理逃げないの優しいですね (9月16日 19時) (レス) id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴマ
| 作成日時：2023年9月2日 21時
