無個性がヒーローになるまでの物語 II (ページ10)

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60:林間合宿⑤の② ページ10

『口田くん』

口田「わっ神威くん！？」

『そんなに驚かなくても…
はい、水。お茶とミネラルウォーターもあるよ』

口田「お、お茶で、お願いします」

『はいはーい。どうぞ』

クーラーボックスに入っている麦茶を出す

口田くんはごくごくと飲み干した

『喉痛くなったりとかしてない？』

口田「大丈夫です」

『そっか、よかった！これで首の裏とか冷やすといいよ。酸欠になって倒れないようにね』

濡らすと暫くかわかないタオルを渡してここを去った

次は、常闇くんの所いこ！

『常や、み、………くん…。』

洞窟に入ろうとすると、凄まじい声が聞こえたのでやめとこう

喧嘩かな〜あはは

どこに行こうか、辺りを見回すと今にも倒れている切島君と尾白くんを発見した

無理するなっていったはずなんだけどなぁー？

僕は2人を脇に抱えて木陰に連れていった

熱中症ぽかったので大量にある冷えピタを首の後ろ足首、手首と色々な場所に貼っていく

『体壊したら元も子もないのに…』

僕は今日で4度目のため息を履いた

相澤「神威、ちょっとこい」

『？はい』

先生について行くとB組が

明らかに嫌そうな顔をして待っていた

相澤「なにか俺たちに言いにくいことがあれば神威に聞け、そこら辺歩いてるから」

『なんでも聞いてください』

大変な1日だった