無個性がヒーローになるまでの物語 II (ページ42)

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朝起きて、

ピコンと飛び出ているアホ毛を鏡越しに見つめる

それ以外はサラサラの自慢できる髪なのにな……

5本ほどの髪の塊がピコンとたっている

どうなってんだ

るーと「みゃー」

『んー……おはよぉ。るーと』

足元で丸くなっているるーとを抱き上げてもふもふする

癒し…

シュガーはというと

『芸術…』

お腹を上に向けて腕を上にバンザイして寝ていた

『写真、写真』

ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

『よし』

やっと目が覚め始めて服を着替えて髪をくくる

『ゔがぁ〜』

体を伸ばすと
どこから出てるのかわかんない声が出る

最後にそこら中の鍵が閉まっているか確認する

『っし。行ってきます』

るーとと起きたシュガーの頭を撫でて部屋を出た

エレベーターはこの時間すごく混むので階段を使っておりていると八百万さんと出会う

八百万「おはようございます。神威さん」

『おはよ。』

八百万「今日はいい天気ですわね」

『そうだね。暑さ対策しないと』

八百万「ええ」

暑いのヤダな……

学校クーラー効いてるかな

葉隠「あ！おはよう。2人とも！」

八百万「おはようございます。葉隠さん」

『おはよ』

今日は色んな人と会うな

共同スペースについて

勝己を煽りまくったのはまた別の話