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24:Помощь IV ページ24
「優奈」
＿＿＿＿＿母さん……？
「優奈、強くなれ」
＿＿＿＿＿親父…
「おーい、優奈ー！」
＿＿＿＿＿兄さん…
「兄ちゃん！何してるアルか？」
＿＿＿＿＿神楽…
地面には下を向いた白い花が怯えるように咲いてるそれだけの真っ白で何も無い空間
江華「ごめんね。いっぱい無理させて…ごめんね」
母さんの声だけが聞こえる
今にも泣きそうで途絶えてしまいそうな声
神晃「頭がさわやなお父さんと呼べ」
相変わらず自信を持った心強い声
前までは大っ嫌いだったんだけどな…
神威「大好きだよ」
何かあったらすぐに駆けつけてきてくれた、
とても安心する声
いつもそう言いながらキスをしていたっけ…
神楽「やっほーい！！兄ちゃんからの手紙アル！！」
心が晴れない時にいつも救ってくれた声
歌舞伎町の人達といる時が1番楽しそうだったね
いつあってもすぐに抱きついてきたよね……
嬉しかったなぁ
『あの時に戻りたいよ………』
なんで
僕は死んだの？
なんで
僕は生まれ変わったの？
なんで
なんで
なんで
『楽にさせてくれないの…？』
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作者名：暇人 | 作成日時：2021年2月22日 22時
