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70:Помощь �� ページ20
そしてあの日がついに来た
"僕"は外で蹲っていた
兄さんが父さんを蹴り飛ばす
兄さんと父さんの闘いをずっと見ていた
ただ見ていた
何も考えずただ、じっと
闘いが終わり"僕"は兄さんの肩を持ち家を出ていった
そんな中僕は血を吐く母さんの元に駆け寄る
『……………ご、めん、な、さぃ…』
喉から縋るように出た声は掠れていた
母さんの目が僕の顔を捉えていた
母さんの目に映る僕は涙で顔がぐちゃぐちゃで見ていられないほどだった
母さんは優しく笑った
ああ、そんな目で見ないで
もっと僕を責めてよ
お願いだから
僕を、許さないで…っ
これ以上僕を苦しめないでっ
視界が白く染まる
『ど、こ……？』
地面には下を向いた白い花が怯えるように咲いていた
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作者名：暇人 | 作成日時：2021年2月22日 22時
