バグとバグが重なり奇跡となる【呪術廻戦】【刀剣乱舞】

三十五話 ページ35

「戻ったよー」



ってあれ？なんか五条さんと三日月めっちゃ和やかに話してない？



「へぇ、そんな結構長いこと一緒にいるんだね」



「あぁ、Aがこのくらいの小さき時はそれはとてもとても愛らしかったぞ？」



「おいおいおーい！！？？？なーんてこと話してんだ三日月！？」



「おや、戻ったか」「おかえりー」



「ただいまーじゃないんよ！？

とりあえず今剣は学校に戻ってからにします！」



あぁもう、問題山積み！！



「その前に聞かせてよさっきのこと」



五条さんは笑顔だけど有無を言わせない雰囲気を醸し出してきた。



「さっき…あぁ、審神者という職業がどうやっても見つからないと。
はぁ、気づいてるのにわざわざ聞いてくるなんてとんだ性格してますね」



「はは、よく言われるよ」



「そうですね、私か刀剣男士が許可しない限り誰にも言わないことを私達と約束できるならいいですよ」



三日月と私しか今いないけど、結構な縛りになるでしょ。



「一応聞くけど刀剣男士って言うのは三日月さん達でいいんだね？」



「そういうことになりますね。あと今剣が新たにこちらに顕現しますけど。」



「なるほどね。
…いいよ、約束しよう」



よし、言質は取れた。



「三日月やるよ？」



三日月だけとの約束だったらこんな事しなくてもできるのになぁ。

まぁ、この人なら約束破りそうだから保険ということで。



「あいわかった」



「「結ぶ 結ぶ 結ぶ」」



「約束の内容は審神者について」



「この約束は」



「我ら刀剣男士か主である」



「私の許可がない限り他言無用」



「この約束を結びますか?」



「いいよ、約束する」



「「約束は結ばれた」」



あー、約束したなぁという気持ちが引き締まっただけで特に表面上は変わりがない



「はい、一応神とされる三日月宗近と主である私との約束なので破らないようにしてくださいね。」



「あらら、そんな大層な約束事なんだ。ちなみに破ったらどうなるの？」



破ったら、か…

んー



「まぁ、ボロボロになるでしょうね」



「へー、それで？審神者について詳しく教えてよ」



はぁ、厄介な人に捕まってしまったなぁ

腹、括るか。



「審神者がやることは




過去の歴史を変えられないよう守っていく




そのために刀剣男士を顕現し、駆使していく。




ただ、それだけです。」

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