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8話 お父さんの悩み事 ページ8
｢なら、納得です。ありがとうございました。｣
と言って解散したのが1時間前。
家に着いたのが20分前。
｢雄英高校受けていいから勉強と個性強化頑張れよ｣
と言われたのが風呂上がりの3分前
そして、寝ようとして今に至る。
じゃあ、勉強はいつも通りにしてプラス個性強化してみよっかな。
はぁ。寝るか。
＿＿＿
＿＿
＿
｢なぁ、お二人さん。あんたらの娘いい感じに育ってると思わねぇか？｣
｢俺は初めは遺言で2人から、俺指名で育てろって書いてあった時はびっくりしたよ。｣
｢それに、俺のところにあいつが来てからももう1回びっくりしたわ｣
｢あん時のあいつの目、生気が無かったからな。｣
｢まぁ、あの年齢で親を失ったら何も考えれなくなるわな。｣
｢んで、たまたま小学校の時夏休みに九州に連れていったらあいつ珍しく迷子になってまぁ、焦ったわ。｣
｢けど、その時で初めの誰だっけ、今Ｎｏ．3のえーと、あぁ、ホークスだったな。あいつに連れられて帰ってきたんだっけ。｣
｢んで、次の日から死人に魂が帰ってきたように目が輝き始めてなぁ…｣
｢『ヒーローってかっこいいね』だっけか？その言葉を聞いた時は実の娘のように嬉しかったな。｣
｢ヒーローの助けが間に合わなかったのを知っていた子がヒーローに憧れる。｣
｢俺はこの事実だけで充分だったんだがなぁ。｣
｢巣立ちはそろそろか……｣
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
