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5話 雄英高校の推薦 ページ5
やっと帰れる。
先生が帰る時に広がって帰るなよとかちょこちょこ怒って私達は帰れる。
｢あ、あと、紙天。｣
｢はい。｣
｢放課後職員室に来い｣
｢分かりました。｣
何もやらかしてないけど、何かやらかした感がすごい。
あぁ、ヒソヒソ言われてるわ。何か嘘ついたんじゃないかとか。色々。
うるさいなぁ
｢じゃ、号令｣
｢きりーつ、気をつけ、礼｣
｢｢さようならー｣｣
さて、行くか。職員室に。
＿＿＿＿
＿＿
＿
ｺﾝｺﾝｺﾝ
｢失礼します｣
｢おっ、来たな。お前に雄英高校から推薦が来ている。｣
え？私が？
｢雄英高校って、あの雄英高校ですか？｣
｢あぁ、あの雄英高校だ。どうする？｣
｢…ひとまず、家族に相談してもいいですか？｣
｢あぁ。いいぞ。けど、その前にお前自身はどうしたい。｣
｢…受けたいです｣
｢分かった。その気持ちを思いっきり伝えてこい｣
｢はい。｣
｢失礼しました。｣
にしても、雄英高校からの推薦…
多分、個性絡みなんだろう。
個性の説明は簡単にしかしてないのに…
多分お父さんの知り合いがプロヒーローだったんだろう。
だから、この個性がどんなものなのか分かってしまったのだと私は考えた。
というか、さっさと保護者に連絡して相談してしまうか。
あの人今の時間ぐらいしか空いてないだろうし。
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
