29話 第2試合 ページ31
｢うっわ。敵味方関係なしかよこいつッ！！｣
加減をしろ加減を！！
あーこれ、避けながら風を回収できるかな。
もう、空中に居られないわこれ。
ｽﾀｯ…
いつの間に、あのでかいのが移動してた。
ってかさっきの威力でぶっ倒れてないって事はあれの数倍の威力でやらないといけないのか。
｢ﾋｭｰ、ﾋｭｰ、ﾋｭｰ｣
くそっ。肺が悲鳴あげ始めた。
あぁ、また手だらけがあいつらを殺すつもりだ
私の知ってるヒーローはとっくに終わらせてる。
はやく、はやく倒さないと。
ﾄﾞｺﾞｫｯｯ
…誰か来た。
敵連中は動きが止まってるだろ、なんで蛙吹さんは緑谷くんを捕まえてるのに連れてかないんだ。
視界の端に写ったのはオールマイトだった。
被害者の数が多い時だけ早くきやがって。
｢あー…コンテニューだ。｣
｢うるさい、さっさと帰れ｣
圧縮スピード収縮 最大限
｢そこら辺の銃より凄いのあげるよ｣
あー、脳に酸素が回らないそろそろ倒れるかも。
ﾋｭﾝｯ
｢命中｣
だが、ちょっとズレたか。
方を狙ったのに手のガラクタに当たって飛んでいっただけだ。
｢皆、入口へ。相澤君を頼んだ。
意識がない、早く！少女も早く！｣
オールマイト…
邪魔だな。
あ、生徒と相澤先生避難させられた。
それに、手だらけの雰囲気が変わった。
ぶつぶつ言ってる。
一応離れておくか。相澤先生の治療をしたいけど、私にはできない。
｢Carolina｢脳無｣SMASH！！！！｣
……防がれてんじゃん。
オールマイトは脳無(？)をやるんだね。
なら、私は
｢あんたを倒そうかな。｣
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
