28話 助けに行ってみた ページ30
見えるのは相澤先生となんかでかいヤツと手だらけの敵連合のボス的存在。
そして、誰までかは判別できないけど生徒が3人。
距離5km以内。最大速度で行ったら1分もかからない。
そして、ゼロ距離にしなくていいからもっと早くに攻撃できる。
誰をどうする私。
んー、まず、相澤先生を何とかしないと。
相澤先生を何とかするなら、あのでかいヤツを何とかする。
けど、あの手だらけが動いてからアイツは動いてる。
なら、あの手だらけが最優先。
けど、一番邪魔なのは
｢お前ら生徒だ。｣
何至近距離で見物してんだ。
まぁ、手だらけを倒したら向こうに行ってくれるでしょ。
ついでに相澤先生も避難させてくれるだろう。
ん…？あれって
｢…ワープまで揃っちゃったのかよ。｣
さて、間に合うか。いつでも打てるように準備だけしとくか。
残り3km
2km
1km
500メー…
あぶない。
手だらけが動いた瞬間、スローモーションになった。
多分、脳が危険だと判断したからだろう。
けど、丁度いい。
ひとりなら、
生徒を巻き込むとかそんなのどうでもよかった。
だって、自業自得の場所にいるから。
一瞬だから細かいことが出来なかった。
だから、半径1mの風をアイツに押し出すことしかできない。それに圧縮も全然できてない。
殺ってやる。殺って、あ。
…遅かった。スピードが遅い。
これは
間 に 合 わ な い
ﾄﾞﾝｯ
…？蛙吹さんが倒されてない？
あぁ、相澤先生か。
生きてるならよかった。
｢ﾁｯ、いてーな。しかも、ヒーローにも邪魔された。もう1人は誰だよ。｣
｢私だよバーカ。相澤先生解放しろや｣
ﾄﾞﾝｯｯ
こいつ、解放しろって言ったのにまた相澤先生攻撃するとかいい性格してるなぁ？？
｢遠いな。｣
3人の所にまた行ったか。
相澤先生は動けていない。
今度こそあいつらは。
なら、次こそ｢SMASHー！！！！！｣
は？まって、吹き飛ぶ。
わたし、そら、とんでるんですけど。
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
