19話 戦闘訓練終了 ページ21
｢氷を出すヒーローとはわたし、相性がいいんだよね。｣
あれ、凍らされなくなった。
策を考えてるのかな？
けど、あと1分。どうする？
｢何もしないなら殺すよヒーロー！！｣
殺す気で捕らえるだけだけど。
体術はあまり得意じゃない。
だから、手当り次第に燃やす！！
｢溶かすか｣
ｼﾞｭﾜｧ
は？この一瞬でこの階全部の氷溶かした？まさか。
｢あっつ…｣
あぁ…これ、弱点バレた？
｢火の矢気をつけてね！！｣
弓を造形して矢を打つ。
こっちの方が疲れにくい。
｢あーもう、わたし逆上せちゃうよ？
だから大人しく捕まっちゃえ｣
捕まえれば戦闘不能と同じ扱い。私一人だからそういうことになった。
｢お前が捕まれ｣
は？分厚いこの氷。
｢君が捕まれ｣
対抗してわたしは分厚い炎で氷の人を囲んだ。
｢ヒーロー。お前を許さない、だから私はヒーローをころ｢TIMEUP！！｣
…
｢私の勝ちだね。
ねぇ、悪いんだけど氷の君、小さい氷出してくれない？｣
あつい暑い熱い。
多分今の体温は40度近く。
｢俺は轟焦凍だ。｣
今自己紹介するのかぁ。あ、氷。
｢ありがと。私は紙天A、よろしくねそこの大きい人も。｣
｢俺は障子目蔵だ。よろしく頼む！｣
へぇ、面白いなぁ。手が何本も出るなんて。
｢うん。よろしくー｣
｢3人とも帰ってきてくれたまえ。最後の講評をするぞ！｣
｢はーい…｣
＿＿＿
＿＿
＿
やっと講評終わった…
あー、もう氷小さい。
｢ねぇ轟くん。もう一個だけ氷欲しいなぁ…？
…お願い！｣
｢…さっきのはどうした。｣
｢え？もう溶けたよ？｣
｢…｣
｢ありがとー！｣
なるべく熱を下げないと。
この流れで風邪ひいたとかシャレになんない。
｢あ、Aー！この後皆で｣
｢ごめん、三奈。ちょっとしんどいから先帰るわ。｣
｢そうなの！？Aちゃん大丈夫？｣
｢あ、麗日さん。大丈夫大丈夫。明日になれば治るから！｣
｢ほんまに…？｣
｢ってことでじゃーね。｣
また明日。
さて、オールマイト達に変なこと聞かれる前に帰ろっと。
あれ、オールマイトと緑谷くんと爆発くん？
あ、爆発くん帰ってった。
｢ねぇ、何してたの？緑谷くん｣
｢え！あ、紙天さん！
えっと、これはあの、｣
言えないこと、かな。
｢言いたくないなら別にいいよ。
じゃ、帰る｣
｢あ、うん！またね！｣
｢あ、紙天少女！また明日！｣
また、か。
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
