18話 初めての訓練開始 ページ20
ふぅ、確か飯田くんは敵っぽく戦って高評価を得ていた。
｢私も敵っぽくしようかな。｣
今持ってるのは小型マイクと捕獲テープのみ
私怨出してくかぁ。どうせ聞いてるのはオールマイトとヒーローチームだけだし
自分を偽れ
｢すぅー…はぁー……｣
ヒーローなんて嫌いだ。
＿＿＿＿
＿＿
＿
｢6階の中央にいるぞ。｣
｢わかった。ひとまず同じようにここを凍らす。｣
ﾋﾟｷﾋﾟｷﾋﾟｷｯ
｢これで動けてないか確認してくれ｣
｢動けてないぞ。｣
｢向かうか。｣
＿＿＿
＿＿
＿
｢寒いからそろそろ溶かすか。｣
ｼﾞｭﾜｧ
さて、核の周りを靴を脱いで歩くか。
そうすると
ﾎﾞｯ
燃えるのです。これでひとまず近づけないでしょ。
後は靴履いて手袋取って…
｢もう着くんでしょ、ヒーロー｣
ｶﾝｶﾝｶﾝｯ
｢な！？どういうことだ。凍ってないぞ！？｣
｢溶かしたか。｣
｢遅い、遅いよヒーローいっつも のろのろ、のろのろ。
だから何も救えないんだよ｣
｢役に入ってるのか…？｣
｢そうだろうな。｣
｢もう、わかってると思うけど向こうの部屋に核はある。
だから、行かせない｣
まずはおっきい人から。
｢な、火の鳥！？｣
そう、手のひらサイズの鳥さんを12匹。
1人6匹ずつ
｢可愛いでしょ｣
けど流石に火傷以上のことはしたくないので、
｢地面に座った…？これなら｣
｢跨いでいけると思った？残念｣
ﾎﾞｫｯ!
｢完成、火柱！あ、流石に中は空洞です。下手に動かない限り怪我はしません。｣
ﾋﾟｷﾋﾟｷｯ
｢ま、こう来ると思ってたよ。
攻撃方法変更。さて、これにしよっと。｣
今選んだのは火がガラスの中に入っているみたいな絵を選んだ。
これを選ぶと。
｢なっ、炎の剣！？｣
｢ついでにどーん。｣
扉の前に炎でできた壁ができた。
そう、これは造形ができるカード。
｢氷を使う貴方は後で。｣
｢させるかよ｣
凍らさせたか。また。
さて、今からやりたいことあるんだよね。
この一瞬でしかできないこと。
ﾊﾟﾁﾝｯ
ﾎﾞｫｯ!
｢な！？｣
やっぱり出来た。多分指鳴らさなくてもできるけど切り替えとしてこれからも鳴らそ。
｢さて、大きい人失礼するよ。あ、動いたら火傷するよ。｣
てかさっきからウザイなぁ。
凍らされては燃やしての繰り返し。
そして、自分で出した火は効かないから
｢大きい人確保｣
｢っ。｣
｢残りは君だけだよヒーロー。｣
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
