番外編 新年。 ページ18
｢なぁなぁ！みんなで初詣行かねぇ？｣
｢いーじゃん！行こー行こー！！｣
｢勿論爆豪もな！｣
｢はぁ！？なんで俺がテメーらと！！｣
｢神様を敬う気持ちもないんだ。｣
｢あ"ぁ"？あるわ！！｣
｢じゃあ、参加ってことな！｣
｢紙天最近爆豪の扱い上手くなってきたな｣
｢嬉しくないそれ。｣
｢全員大丈夫？｣
そして、私達は1-Aは学校から近い神社にお参りしに行くことになった。
｢え、着物みんな着るの？｣
｢もちろん！｣
｢私持ってない…｣
｢何着か持っているので私がお貸ししましょうか？｣
｢やおももナイス！！あ、皆でどれがいいか当日に選んでみる？｣
｢楽しそー！｣
｢皆さんがわたくしのお家に…！！｣
｢え、いやそれ私が着せ替え人形なるだけじゃ｣
｢じゃ、集合時間は…｣
｢私の話聞いてる？｣
＿＿＿
＿＿
＿
｢え、やば。めっちゃ似合うじゃん！｣
｢可愛いわね｣
｢これ、私でも惚れそう…｣
｢もう、恥ずかしいよ…｣
全て高そうな着物を纏って髪の毛をいじられた私は褒められすぎてパンクしそうになっていた。
｢皆の方がめっちゃ可愛いくせにぃ…｣
｢Aちゃんかわいい…！！！｣
｢時間が迫ってきてますわ。そろそろ出ましょう。｣
｢はーい！｣
＿＿＿
＿＿
＿
｢お待たせー！！｣
｢屋台って何出てるんだろ｣
｢りんご飴とかあると思うよー｣
｢え、食べたい｣
｢Aちゃんそういうの好きそうだもんねー｣
｢ヒーロー科最高｣
…
｢殴るよ？｣
｢今なら殴られてもいい！！｣
｢な、それはやめといた方がいいと思うぜ？｣
ん？あれ、これ何故か少しずつグループが出来てきてる。
私は一人で屋台で食べ物でも食べよ。
｢おじさん。わたあめ1つください。｣
｢はいよ！｣
｢ありがと。｣
あ、あそこに飴細工が施された飴ある。買いに行こ。
ｸﾞｲｯ
｢ま、ま？｣
｢え？｣
｢ママじゃないぃぃいい！！｣
｢え、あ、泣かないで。よーしよしよし｣
落ち着いてきたので話を聞くとこの男の子私が着ている着物がお母さんそっくりで付いていたら、迷子になっていたらしい。
｢ね、一緒にママ探してもいい？｣
｢お姉ちゃんと…？｣
｢うん。これでもヒーローの卵なの。｣
｢お姉ちゃんヒーローなの！？｣
｢お姉さんそこのオールマイトの飴一つ。｣
｢はい！｣
｢ありがとうございます。｣
｢はい。君にあげる｣
｢ありがとう！お姉ちゃん！｣
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
