2話 個性が出た日のその後 ページ2
まぁ、その後は空中に水の塊_分かりやすくいえば宇宙空間に出した水みたいなもの_が出てきて
カードはどこかに消えた。
分離できたり、増やすこともできたり、減らすこともできたり、と遊んでから地面に叩きつけた。
もう一度同じことをできないかと挑戦するとすんなり出てきた。
そうやって遊んでいたら鼻血が出てぶっ倒れた。
お医者様によると私が数学を12時間ぶっとうしで問題を解いていたようなものだ。と教えてくれた。
あれは頭を沢山使うらしい。だからか目が覚めた時とてもお腹がすいた。エネルギーを沢山使ったみたいだ。
お母さんとお父さんは個性を伸ばすにはどうすればよいのか聞いた。
まぁ、そりゃそうだろう15分程度遊んでいただけでキャパオーバーして倒れてしまったのだから。
お医者様は答えてくれて、IQを高めること、博識になること、ご飯をよく食べることを言ってくれた。
そして、最後に個性を使う場所は考えて使った方がよいとも言った。
何も考えずに使うと
人を簡単に殺してしまう個性だから
だと言われた。
お母さん達はそんなことを怖がらずに私に正しい個性の使い方を教えてくれた。
その努力があって、私のカードの主な種類は水、火、雷、風、氷、葉。と分かった
それを選んだ後に出てくるのは絶対に4枚だという事も分かった。
けど、デメリットがあって主な種類を選んだ後は2時間〜5時間後にしか変えられなかった。
主な種類は12時間後。
そんなことが分かった後はとことん勉強させてくれた。
色んなところに連れて行ってくれたり、色んな個性を見させてもらったりと両親は忙しいなりに社会勉強をさせてくれた。
そして、私は受験生と呼ばれる歳となっていた。
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
