1話 個性が出た日 ページ1
お父さんの個性は『タロット』
自分の体の一部をタロットカードに出来て占うことができる個性。
いつもお父さんは髪の毛1本をタロットカード1枚にしていた。
自分の体を代償にするのが大きいほど当たる確率は高くなっていくらしい。
お母さんの個性は『天気』
雨、晴れ、曇りと天気を帰れる個性だったらしい。
お父さんは有名な占い師だった。
テレビでもよく出たり、プロヒーローの人も来たこともあった。
それに、占った結果は90%の確率で当たってたらしい。
お母さんの個性は威力は弱かったらしい。
だから、世界中を飛び回って畑に雨を降らしたり雨ばっかりの所はある範囲だけ晴れにしたり。
そんなことをしていた。
そんな2人から生まれたのが私、
私が2歳の時にお父さんが個性で1枚髪の毛5本でタロットカードを生成して占ったみたい。
その時に私が7歳になったら独りぼっちになること、
そして、個性が5歳で出ることが分かり、将来の私が占えなかったことが分かったみたい。
お父さんが占えなかったことは初めてだったらしくとても困惑したみたい。
けど、お母さんはそんなことより私が7歳で独りぼっちになることが気になったらしく
自分達をその時に占って5年後に死ぬことが分かったらしい。
その時からお父さんお母さんは私が生きていけるように
お金を沢山稼いで、私に知識を詰め込んで育てていった。
そして、5歳になった私は個性が出た。
その時は私がお父さんの前をして空中で手を横にスライドさせた時だった。
タロットカードのような見た目。けど、そのカードは透けていてお父さんやお母さんは触れなかった。
3枚のカードの中心には、水、火、風と書いてあった。
お母さんが庭に行ってからやりたい事をやってみなさいと言ったので庭に移動した。
その時もカードは一定の距離_私がスライドした時の距離_を保って勝手に付いてきた。
何となく、水と書かれたカードを触ってみた。
すると残り2枚のカードが水と書かれたカードの下に収納されていき、4枚のカードが出てきた。
けど、そのカード達は何も書かれておらず大きさだけおなじカードであった。
お父さんは、水と書かれたカードと一番右、白いカード以外を選びなさいと言ってくれた。
多分、私の個性を何となく察していたのだと思う。
私は言う通りにそれ以外を感で選んだ。
そのカードからタプタプと音が聞こえた気もした。
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作者名：暁 | 作成日時：2019年12月28日 3時
