【ヒロアカ】私は平穏な日々を送っている。【爆豪勝己】 (ページ11)

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Ep 59 ページ11

SMASH…！！

横の扉が破壊された。

『！！オールマイト…！』

「もう逃げられんぞ敵連合…

何故って！？

我々が来た！！」

「外はあのエンデヴァーやデストロイアをはじめ、手練のヒーロー警察が包囲している」

…あいつ、来てんのか。

「…へぇ、外にいんのか」

『っ！？』

死柄木弔は私を見て笑う。

だが

「奴は今、どこにいる！

死柄木！！」

「おまえが！！

嫌いだ！」

黒い液体が私を包む。

『…な…これ…っ』

『ｹﾞﾎｯ…っｹﾞﾎｯ』

なんだったんあれ。

口ん中が変なんなった。

…６対２？

あ、私は数のうちに入ってない？

別にいいし。

「殺ス」

そうだった、

殺されるんだった。

「デストロイア…お前の父親の前で殺してやるよ」

『…へー』

死柄木が私の手を触れそうになり

私は手でガード。

『これで、個性はもう使えない…』

残念だったな

「Aっ！！」

…空の上にいる勝己。

『あーれ…』

取り残された？

『…え』

「何をしている！！！」

『と…さん…』

何でいるんだ…

無事救出

『…ありがとう、お父さん』

「…いい、怪我はないか？」

『…平気』

…こんなに、心配してくれるの珍しい。

ギュッ

『お…父さん…』

「良かった…」

そんな言葉は初めてで

涙が溢れた。

『あああっ…』

あの日

お母さんを失った日以来

こんなに泣いたのは初めてだ。