【ヒロアカ】私は平穏な日々を送っている。【爆豪勝己】 (ページ4)

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Ep 52 ページ4

『あれ』

クレープを食べていると

「んだよ」

『あれって、緑谷くんじゃない？』

下の椅子のところにオドオドした少年とフードの男が座っている。

おどおどって…

『あれ、緑谷くんじゃん。』

緑谷くんもいるってことは他にもいるのか。

「…こっちだけ見てろ」

『んんー』

顔を潰される。

「…お前、太ったんじゃねぇの」

『…』

何故わかる。

「まぁ、前が痩せすぎてたんだから、それでいい。肥え太れ」

彼女に向かって太れとはどういうことだろうね。

『痩せる』

「あ、あの人！！雄英の！！」

体育祭のやつか…？

「障害物競走まで出番あった人！！」

『…』

子供に言われた。ってか、私のこと見てたのか。

「ぷ…」

勝己に笑われた。

『…私は勝己と違ってこういうの言われても軽く遇うし』

「うるせぇ」

「あぁぁぁー！！！！」

聞き覚えのある声

振り向くと

『あ』「…げ」

三奈ちゃん達だった。

「やっぱりデートかよー、リア充めー！」

「るせぇ、アホ面」

「無井の服可愛いな！！」

切島が言ってきた。

『あ…ありがとう』

初めて言われた。

『勝己、帰ろ…』

「おう」

ゲートを潜ると

ショッピングモールにはヒーロー達が集まっていた。

『何かあったのかな』

「知らねぇ」

分かれ道にて

『…今日はありがとう。クレープ美味しかった。また行こう』

「…あぁ」

…また行こう…って

なんか恥ずかしいこと言ったな。

そのまま1人で歩いていた。