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Episode6 ページ6

朝食を食べると、


『そういえば…影山くんと月島くんは…?』


「朝練じゃない…もうすぐ最後の大会だろうから」


「あん時は凄かったよなー」


「まぁ、昔の話じゃないですか」


ここの全員バレーで知り合ったのかな。


『今でもバレーしてるんですか?』


「俺はねー」


と、及川さんが喋る。


その話を聞きながら笑ったりした。


案外楽しかった。


朝食を食べ終えて…


今日はどうしようかと悩む。


雨も降ってるし、外に出られない。


『…んー』


「どうしたの?」


後ろから京治さんが。


『今日はどうしようかと思って』


「…あー、雨だもんねー


俺の部屋くる?」


『いいんですか?』


「大歓迎だよ、いつでもおいで」


笑顔で言ってきたんだ。


その笑顔に騙されていた。


男の人の部屋に行くってどういう事か、分かってなかった。














コンコン


『京治さん』


「入っていいよ」


ドアを開けると一面真っ暗。


『…京治さ…!』


後ろから抱きつかれた。


「まさか一番が俺とは…」


『…何 …、言ってるんですか』


「俺のことスキになってよ」


『…離れて…ください』


__何でこんなに寒気がするの。


「オレの物になってよ」


『…っ!!!!』


耳に息がかかった。


私はびっくりして赤葦さんを押し退けて自分の部屋に戻る。





『なんなの…』





トントン


ノック音。


追いかけてきた…?


「俺だ、影山飛雄。


走ってくの見えたから、きた」


影山、くん?


ほんとに、影山くんだ。




「赤葦さんのところに行ったのか」


私は頷く。


「この家から出た方がいい」


『なんで…?』


「…全員おかしくなる…俺も…」


…意味がわからない。


「今日は、俺の部屋に来い」


『は!?嫌だよ…』


「何もしない」


『…わかった…』


影山くんは、自分の部屋に戻っていった。






『あー』









頭の整理がつかない

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naonao(プロフ) - ものすごくものすごくものすごかったです! (2021年12月4日 19時) (レス) @page50 id: 89bf261545 (このIDを非表示/違反報告)
幸不椿風(プロフ) - 緋さん» はいー(^^) (2016年12月24日 9時) (レス) id: 724eb51f61 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 幸不椿風さん» なるほど、丁寧な回答ありがとうございます。 (2016年12月23日 0時) (レス) id: 25a5e3ca14 (このIDを非表示/違反報告)
幸不椿風(プロフ) - 緋さん» 今のところは決まってませんが、オチがなかったりあったりはあるとだろう思います!まだそこら辺あやふやで( ・_・) (2016年12月22日 23時) (レス) id: 724eb51f61 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメです、いきなりですいません。これってどのキャラ落ちとかあるんでしょうか? (2016年12月22日 23時) (レス) id: 25a5e3ca14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幸不椿風 | 作成日時:2016年12月14日 21時

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