Ep 46 ページ47
時は流れ
6月最終週─────
昼
「うまいか？」
『…ん、おいしい』
「くっ…リア充爆ぜろ…！！」
とかいう…峰田の声が聞こえたけど
「そういえば、今日クソ髪に勉強教えてやるから。お前も相当解けるようになったし」
『おー』
…褒められた気がしたような。
『じゃあ、焦凍に教えてもらうね』
「ふざけんな。家にいろ」
私、そこまで従順じゃないから、従わないけど。
あとがうるさいので
『はいはい』
放課後
「どうした？顔が緩んでるぞ」
『今日ね、新しい極薄な手袋が届くの。』
「良かったな」
なんか小動物を触る感じで撫でられた。
『うん』
ニコニコしていると
間を割るように
「人のもんに勝手に触んな、クソが」
『…え…と』
手を強く握られる。
痛い。
私の手を握ったまま、緑谷くんや焦凍に色々言うか普通。
ガン！！
校門をくぐり抜け
『待って…いた…い…
勝己！』
名前を呼ぶと止まってくれた。
手を離され睨まれた。
「…悪い」
『…あ、うん』
付き合って1週間ほど経つのに
何処か距離が遠い。
勝己が何をそんなに焦っているのか
わか…
“デク！！”
あぁ、分かった。
昔何があったのか知らないけど
全部、緑谷くんだ。
「おい、ついたぞ」
『あー』
気づくと自分の家の前
『ありがとー』
多分、今聞いたら口聞いてもらえないんだろうな。
『また明日』
「あぁ」
まだ、知らなくていい。
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人間 - 面白いです。更新おねがいします。頑張ってください。 (2017年8月1日 1時) (携帯から) (
レス) id: 4c296c8310 (このIDを非表示/違反報告)
幸不椿風(プロフ) - 雪巴さん» みすりました！なおしときます！ありがとうございます！ (2017年7月1日 13時) (レス) id: 724eb51f61 (このIDを非表示/違反報告)
雪巴 - 遊泳高校になってますよーーーーー！！！(･_･ (2017年7月1日 8時) (レス) id: fd274c24e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸不椿風 | 作成日時：2017年6月18日 23時
