Ep 34 ページ35
･
「贋物…
正さねば────…
誰かが血に染まらねば…！
“英雄”を取り戻さねば！
来い、来てみろ。贋物ども。
俺を殺していいのは、本物の英雄だけだ！！」
…動けなかった。
『…は…ぁ』
ヒーロー殺しは気を失っていたようだ。
私はそのまま病院に運ばれた。
一夜が明け
…楽だ、一人部屋だ。
「…悪かったな」
『今謝っても遅くね。クソ親父』
「とうとう言ったな。」
『…焦凍たちは』
「警察から話してる。隣の部屋行ってこい」
いや、早くいえよ。
少し慌てめに行くと
『わんこ…』
犬がおった。
「以上が警察としての意見。で、処分云々はあくまで公表すればの話だワン」
ワン…
ほとんど話聞いてなかったけどいいのか私。
警察署の方が帰られた。
…
「お前、大丈夫なのか」
私はそこにあったベッドに座る。
『意外に浅かったらしい。血の量でも多かったんだろうね』
貧血気味…そう言うと
「傷、残るのか？」
『…さぁね』
「お前、女なんだから傷残すなよ」
『…そうだね…』
「なんかワリィ。
俺が関わると…手がダメになるみてぇな…感じに…なってる…呪いか？」
『…なんだこいつ、かわいいかよwww』
「あっはははは！何を言っているんだ！」
「轟くんも冗談行ったりするんだね」
「いや、冗談じゃねぇ、ハンドクラッシャー的存在に…」
最近の、私のツボはこいつかもしれんな。
自分の病室に戻り
『はぁ…相澤先生に会いたい』
そう呟いていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「…っシュン」
「おい、イレイザー風邪か？勘弁しろよー！」
「違う」
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人間 - 面白いです。更新おねがいします。頑張ってください。 (2017年8月1日 1時) (携帯から) (
レス) id: 4c296c8310 (このIDを非表示/違反報告)
幸不椿風(プロフ) - 雪巴さん» みすりました！なおしときます！ありがとうございます！ (2017年7月1日 13時) (レス) id: 724eb51f61 (このIDを非表示/違反報告)
雪巴 - 遊泳高校になってますよーーーーー！！！(･_･ (2017年7月1日 8時) (レス) id: fd274c24e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸不椿風 | 作成日時：2017年6月18日 23時
