Ep 24 ページ25
「B組の物間だけど」
B組？
『B組はA組を敵意しているって感じだけど、なんで私？』
「あははっ、気づいてたの？でも、良いじゃん、ね？」
『…まぁ…いいよ』
あ、私下だよ。
案外…この人、流石だな。
スルスルA組のハチマキを奪っていく。
「単純なんだよ A組」
「んだてめぇコラ返せ殺すぞ！！」
ヒーローらしからぬ発言。
「あ、無井！なんでB組！？」
「ふざけてんじゃねぇぞコラ！」
あ、相当イライラしとる。
ってかこのため？
「デクの前に…こいつら全員殺そう…！！」
…こわ。
『物間くん、殺されるってよ』
「流石、いい挑発の材料だよ。君」
はい、わかったわかった。
こいつの個性、よく分かってなかった。
コピーか。
私が触れたらどうなるのかな。
個性が消えるのかな。それとも個性が消えるのをコピーされるのかな。
楽し。
「あ、怒らないでね。煽ったのは君だろ？ホラ…
宣誓でなんて言ったっけ…恥ずかしいやつ…えー…
まぁいいや、おつかれ！」
1位は焦凍か。
上を見上げると
「勝手すなぁあ爆豪ー！！」
ハチマキは、残り一つ。
あ、これダメなヤツや。
「爆豪！！容赦なしーー！！」
思いっきり取られたな。
執念の差というやつか。
『〜〜っ』
2回戦敗退。
…悔しい。
父親も見に来ている…はず。
だるいな。
休憩行こうと思ったら
『…あ』
やばい、勝己と目合った。
去ろうとしたら
「待てよ、怒ってねぇから。こっちこい」
『ん、なんで…』
とそこの通り道を見ると
焦凍と緑谷くん。
「記憶の中の母はいつも泣いている…【お前の左側が醜い】と母は俺に煮え湯を浴びせた。
ざっと話したが俺がおまえにつっかかんのは見返すためだ。クソ親父の“個性”なんざなくたって…いや…
使わず“一番になる”ことで奴を完全否定する」
『…っ』
似ていた。
けれど、あまりに違っていた。
「＿＿＿＿＿＿僕も君に勝つ！」
『先帰ってるね』
「無井さん！」
「もう、どこいってたの？」
『…何その格好』
「着て！」
『えぇっ、無理』
「強制ですわ！」
…マジ？
どうして。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
人間 - 面白いです。更新おねがいします。頑張ってください。 (2017年8月1日 1時) (携帯から) (
レス) id: 4c296c8310 (このIDを非表示/違反報告)
幸不椿風(プロフ) - 雪巴さん» みすりました！なおしときます！ありがとうございます！ (2017年7月1日 13時) (レス) id: 724eb51f61 (このIDを非表示/違反報告)
雪巴 - 遊泳高校になってますよーーーーー！！！(･_･ (2017年7月1日 8時) (レス) id: fd274c24e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幸不椿風 | 作成日時：2017年6月18日 23時
